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2019
10/10

本能寺の変/光秀の野望と勝算、樋口晴彦【学研新書】前編

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今回の入院中、改めて読みなおしました。

じっくりと、かみしめながら読みました。

 

まえがきより・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

『本能寺の変の背後に存在した陰謀』を題材とした書籍が近年多数発刊されている。

また、それらを原作、原案としたテレビ番組も盛んに制作されている。

本能寺の変と言う日本史上の重大事件について、こうした誤った認識が広まりつつある

は残念でならない。

そのため、本能寺の変の実相を紹介する啓蒙書を書こうと思い立った。

 

~中略~

 

本書は、あまり歴史に詳しくない読者向けの啓蒙書であり、『新設』や『新発見の事

実』を紹介するものでもない。

それでも、歴史小説や歴史番組に慣れ親しんだ方には、リアルな歴史の面白さをご理解

ただけるものと信じる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

このようなスタンスで書かれた本です。

 

筆者は、『本能寺の変の背後に存在した陰謀』について、『誤った認識』と言い切って

ます・・・・・・・やっぱり、そうなんでしょうね・・・・・・・

 

さて、この背後に存在した陰謀・・・・筆者は、誤った認識と断言してますが・・・・・

黒幕としてあげられてるのは・・・・

 

①足利義昭

②朝廷(関白近衛前久)

③羽柴秀吉

④徳川家康

⑤信長の正室

⑥堺の豪商

⑦イエズス会(イルミナティ、フリーメーソン)

 

などです。私も、こういう話、大好きなので色々と読みました。

私は、個人的には、『朝廷黒幕説派』なんです(笑)

 

下の【信長燃ゆ】は、朝廷(近衛前久)黒幕説です。

数年前の年末の歴史ドラマにもなりました。

 

でも、この本(本能寺の変/光秀の野望と勝算)を読むと・・・・・・

やっぱり・・・・思い込みなのか・・・・と現実に引き戻されました。

すこし、寂しい気もします・・・・歴史にロマンを求めるタイプなんです・・・

 

 

明日のブログでは、筆者がひも解く『本能寺の変』の実相をもう少し、ご紹介させていた

だきます。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。