今回の入院中、改めて読みなおしました。
じっくりと、かみしめながら読みました。
まえがきより・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『本能寺の変の背後に存在した陰謀』を題材とした書籍が近年多数発刊されている。
また、それらを原作、原案としたテレビ番組も盛んに制作されている。
本能寺の変と言う日本史上の重大事件について、こうした誤った認識が広まりつつある
のは残念でならない。
そのため、本能寺の変の実相を紹介する啓蒙書を書こうと思い立った。
~中略~
本書は、あまり歴史に詳しくない読者向けの啓蒙書であり、『新設』や『新発見の事
実』を紹介するものでもない。
それでも、歴史小説や歴史番組に慣れ親しんだ方には、リアルな歴史の面白さをご理解
いただけるものと信じる。
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このようなスタンスで書かれた本です。
筆者は、『本能寺の変の背後に存在した陰謀』について、『誤った認識』と言い切って
ます・・・・・・・やっぱり、そうなんでしょうね・・・・・・・
さて、この背後に存在した陰謀・・・・筆者は、誤った認識と断言してますが・・・・・
黒幕としてあげられてるのは・・・・
①足利義昭
②朝廷(関白近衛前久)
③羽柴秀吉
④徳川家康
⑤信長の正室
⑥堺の豪商
⑦イエズス会(イルミナティ、フリーメーソン)
などです。私も、こういう話、大好きなので色々と読みました。
私は、個人的には、『朝廷黒幕説派』なんです(笑)
下の【信長燃ゆ】は、朝廷(近衛前久)黒幕説です。
数年前の年末の歴史ドラマにもなりました。
でも、この本(本能寺の変/光秀の野望と勝算)を読むと・・・・・・
やっぱり・・・・思い込みなのか・・・・と現実に引き戻されました。
すこし、寂しい気もします・・・・歴史にロマンを求めるタイプなんです・・・
明日のブログでは、筆者がひも解く『本能寺の変』の実相をもう少し、ご紹介させていた
だきます。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。