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2019
11/23

◆共通テスト『記述式問題』について考える

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  1. 大学入学共通テスト・・・・・今度は『記述式問題』について色々と議論されてますね。

 

『記述式』ということで、大学の2次記述・論述問題が取り上げられたりしてます。

 

例えば、北大の2次数学について、指し障りのない範囲でお知らせします。

 

例えば、大問1番はA先生(現役バリバリの解析幾何担当教官)、

大問2番はB先生(現役バリバリの解析学担当教官)、

大問3番はC先生(現役バリバリの代数学担当教官)・・・・・・・・・

というように、大問ごとに採点する先生が決まってます!!

 

答案用紙は受験番号のみしか書かれてません!!

たまたま、親戚の〇〇クンの答案だ!?・・・・なんて事はありえません!!

 

密室(?)で、事務の方の監視下のもと、1人で、受験生全員分を採点します!!

全員分の採点が終了すると・・・・

今度は、違う先生が、その採点に、ミスだとか、不備はないか?

1人で、これまた、受験生全員分をチェックします!!

 

次に・・・・・大問ごとに、チェック、採点された答案を受験生ごとにまとめて、

違う先生(大学によっては事務の方)が合計点を算出します!!

ここでも、何重のチェックが行われます!!

 

採点する場所は、『密室』と書きましたが・・・・大きな会議室・・・・

皆さんが想像する以上に厳重なセキュリティーが施されてます!!

 

判断に迷うような解答が出てくるのも想定内・・・・・・

あらかじめ・・大問ごとの採点チームの協議の場が設定されてます。

判断に迷う解答、想定外の解答、迷答(?)、珍答(?)、奇答(?)などについては、

その扱いについて大問ごとの採点チーム内でしっかりと共有されます!!

もちろん、この会議にも事務の人も同席し、フェアに行われてることを見てます。

 

ついでに・・・・

採点マニュアルなんてのはありません!!

そのようなものは必要ないんです!!

 

採点する先生たちの『目』そのものがマニュアルです!!

 

考えてみて下さい!!

 

毎日、毎日、数学と真剣に向き合ってるプロ中のプロの先生たちです!!

数学を全て知り尽くした、エキスパートというか、職人さんたちです!!

 

 

お分かりいただけましたね?

 

公明正大さ・・・・1000% !!

 

大学の威信をかけ、厳粛すぎるくらい厳粛に採点が行われてます。

 

 

で・・・・・大学入学共通テストの記述問題ですが、

 

私の個人的な意見ですが、

こういった大学の2次試験と、同じ土俵では議論できない部分があると思います!!

 

というか・・・そもそも、無理のある話なんです。

だから・・・ということではありませんが・・・・

 

そこは、ある程度の”妥協” 必要では?

というのが、私の個人的な考えです!!

まぁ、皆さん、それぞれのお考えはあろうかと思います。

 

ただし・・・・生徒をお預かりし、指導させてもらう立場で言うなら・・・・

それが、配点上、どういう扱いになろとも、

どんな記述問題にも柔軟に対応できる真の力を養成する!!

これのみです!!

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。