- 大学入学共通テスト・・・・・今度は『記述式問題』について色々と議論されてますね。
『記述式』ということで、大学の2次記述・論述問題が取り上げられたりしてます。
例えば、北大の2次数学について、指し障りのない範囲でお知らせします。
例えば、大問1番はA先生(現役バリバリの解析幾何担当教官)、
大問2番はB先生(現役バリバリの解析学担当教官)、
大問3番はC先生(現役バリバリの代数学担当教官)・・・・・・・・・
というように、大問ごとに採点する先生が決まってます!!
答案用紙は受験番号のみしか書かれてません!!
たまたま、親戚の〇〇クンの答案だ!?・・・・なんて事はありえません!!
密室(?)で、事務の方の監視下のもと、1人で、受験生全員分を採点します!!
全員分の採点が終了すると・・・・
今度は、違う先生が、その採点に、ミスだとか、不備はないか?
1人で、これまた、受験生全員分をチェックします!!
次に・・・・・大問ごとに、チェック、採点された答案を受験生ごとにまとめて、
違う先生(大学によっては事務の方)が合計点を算出します!!
ここでも、何重のチェックが行われます!!
採点する場所は、『密室』と書きましたが・・・・大きな会議室・・・・
皆さんが想像する以上に厳重なセキュリティーが施されてます!!
判断に迷うような解答が出てくるのも想定内・・・・・・
あらかじめ・・大問ごとの採点チームの協議の場が設定されてます。
判断に迷う解答、想定外の解答、迷答(?)、珍答(?)、奇答(?)などについては、
その扱いについて大問ごとの採点チーム内でしっかりと共有されます!!
もちろん、この会議にも事務の人も同席し、フェアに行われてることを見てます。
ついでに・・・・
採点マニュアルなんてのはありません!!
そのようなものは必要ないんです!!
採点する先生たちの『目』そのものがマニュアルです!!
考えてみて下さい!!
毎日、毎日、数学と真剣に向き合ってるプロ中のプロの先生たちです!!
数学を全て知り尽くした、エキスパートというか、職人さんたちです!!
お分かりいただけましたね?
公明正大さ・・・・1000% !!
大学の威信をかけ、厳粛すぎるくらい厳粛に採点が行われてます。
で・・・・・大学入学共通テストの記述問題ですが、
私の個人的な意見ですが、
こういった大学の2次試験と、同じ土俵では議論できない部分があると思います!!
というか・・・そもそも、無理のある話なんです。
だから・・・ということではありませんが・・・・
そこは、ある程度の”妥協” 必要では?
というのが、私の個人的な考えです!!
まぁ、皆さん、それぞれのお考えはあろうかと思います。
ただし・・・・生徒をお預かりし、指導させてもらう立場で言うなら・・・・
それが、配点上、どういう扱いになろとも、
どんな記述問題にも柔軟に対応できる真の力を養成する!!
これのみです!!
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。