先日、テレビのニュースで、枯山水(禅寺の石庭)を見てた外国人観光客が
レポーターの質問に
『生まれて、初めて見た!! 感動した!!』
という感じで、答えてました・・・・
外国人観光客と枯山水という組み合わせが、
何とも滑稽に思えました・・・・・・・
ところで・・・・先日の歴史秘話ヒストリアでも取り上げられていた
世阿弥・・・・能楽の大成者。
同じ室町時代、画家の雪舟。
彼らに共通してたのは、徹底した『道の探究』と言うことでしょう。
彼らが道を探究していく中で、ご存知のように『わび』『さび』『幽玄』という日本独
特の美意識が生まれていきました。
この”美意識”を、安土桃山時代の千利休が”茶の湯”を”茶道”として精神主義的なものへ
と昇華させていきました・・・・
わび、さび ≒ 千利休 ・・・・・・・こんな感じでしょう。
その美は、茶道では、茶碗のゆがみ、建築では、非対称などに見られるように、
整然とした構成とは真逆だったところに大きな特色があります・・・・
さて・・・この『わび』『さび』・・・・・英語で言うと?
だいたい、お察しはつきますよね?
Wabi-Sabi です。
これって、立派な英語なんです!!
そりゃ、そうですよね・・・・
日本独特の美意識ですもね(笑)
ネイティブには、まったくない”感性”です・・・・・・
だからこそ、ネイティブにとっては、
とても興味深いんでしょうね・・・・・・・
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。