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2015
5/30

有言実行・・・・「必ず出来るっ!!」

ブログ

「少年と高齢者のふれあい授業」・・・・・・・

地域の高齢者のもつ、様々な知識、技術を子供たちへ伝承しょう・・・・

「田植え」「竹細工」「しめ縄作り」「そば打ち」「花壇作り」「山菜取り」・・・・

 

私の、若き日の、臨時教員時代の話です。

全校生徒26人のへき地校での話です。

赴任してすぐの職員会議で、私は、この企画を提案しました。

「田植え」とか「しめ縄作り」など、今となれば、ポピュラーですが、

30年前の、超へき地校では、画期的なものでした・・・・

 

「田んぼを提供してくれる農家さん、いる?」「刈り取ったあとの、はさかけは?」

「稲は?  農家さんとの交渉は誰がやる?」

「竹細工の、竹(根曲り竹)はどうする? 」「まさか、とってくるとか?」

「どっから、とってくる?・・・・営林署の許可は?」

「山菜とり?  たらんぼの芽のテンプラ?  ・・・火は危険でしょ?」

「高齢者の人たちへの”講師謝礼”は?  どこから出す? (予算上)」

 

まぁ、こんな感じで、企画は「おもしろうそう」だけど・・・

前例のないこと・・・として、その場は、却下されました。

自分の仕事を増やして、さらに忙しくするだけ・・・・

何か、トラブルが発生したら・・・学校だけに、慎重になります。

「前例のないこと」・・・

何かにつけて

「前例のないこと」・・・・

最終的には

「前例のないこと」・・・・・

 

日本古来より「言霊」という考え方があります。

言葉には、霊的な力が宿る・・・・という考え方です。

 

どうしても、「少年と高齢者のふれあい授業」を実現したかった私は、

必ずできますっ!!と公言しました。

この時、内心、不安でした・・・「出たとこ勝負」で勢いで言いました。

すると、校長先生も最終的には賛同して下さり、いかに、成功させるか?

という議題で、議論を 重ねました。

結局、町教委 からも goサイン  が出ました。

 

最終的には、その活動が認められ、道教委 からも評価され、次の年から「補助金」もつけてもらう

までになりました。

 

 

「有言実行」・・・・・

この「少年と高齢者のふれあい授業」は、私、今野にとって「有言実行」の最たる例、

というか、「原点」とも言える「出来事」でした。

世の中に、公言して力に変えてる人たちって、たくさんいますよね。

 

私は、生徒へ

「必ず、できる」と口に出させてます!!