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2020
2/26

『わかりやすい』先生が本当にいいのか!? 【前編】

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私が、以前、大手学習塾で仕事をさせてもらってた頃の話だ。

 

職員、非常勤講師全員の『授業アンケート』を実施していた。

 

生徒の講師に対する評価を調査するものだ。

 

以下のような項目について5段階評価するものだ。

 

『わかりやすさ』

『熱心さ』

『親身さ』

『板書構成』

『課題指示・チェックは的確か』

 

このような感じである。

 

当時、私は、数学科の統括をさせてもらってた。

 

アンケート結果を元に、教務力向上のために

職員、非常勤講師と面談をしてた。

中には再研修という者もいた。

 

 

そのなかで・・・・・

 

『わかりやすさ』の数値の高い講師で、

生徒に点数をとらせてる先生もいれば、

逆に、点数をとらすことが出来てない講師もいた。

 

すなわち、こういうことだ。

 

生徒にとって、『わかりやすい』と高い評価を受けてる先生でも、

点数をとらせてる先生と

点数をとらせられてない先生に二分されるということだ。

 

結論を言うと・・・・

 

点数をとらすことの出来てない先生は、

生徒を『わかったつもりにさせる』授業をしてただけ。

 

まぁ、わかりやすく言うと”しゃべり”がうまい先生ということだ。

 

生徒を『分かったつもりにさせる』ことが上手だっただけ。

 

もっと言えば、生徒に迎合する授業をしてたのである。

 

 

それとは、逆に、

生徒から高評価を得て、しっかりと点数も取らせている先生もいた。

 

 

数年前、実力養成会のある会員が、こういう事を言っていた・・・・・

 

中学の時、通ってた塾で大変お世話になった先生がいたらしい。

その先生は『教え方は上手だった』そうだ。

でも、その先生に教えてもらっても、自分は成績は伸びない・・・・

こう思ってたそうだ・・・・というか、肌で感じてたようだ。

 

できる生徒特有の”直感”というものだ。

 

『教え方が上手い』ということと『生徒の点数をあげる』ということは、

別問題だということを肌感覚でわかってたのである。

 

 

続きは、明日のブログで・・・・・

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。