テレビでもお馴染みの歴史学者磯田先生!!
日本史には、まだまだたくさんの謎がある。
教科書や小説では分からない、日本史のおもしろさ、楽しさがこの本に、
凝縮されている。
教科書を表向きの理解とするなら、
古文書は、まさに”リアリティ”そのものだ。
『歴史の本当の姿』は古文書の中からしかみえてこない。
磯田先生の持論だ。
【日本史用語集】より
『三方ヶ原の戦い』
1572(元亀3)年、武田信玄は京都を目指して挙兵し、途中遠江国三方カ原で織田・徳川
連合軍に圧勝した。
この『三方ヶ原の戦い』の直後に信玄は病死し、情勢は、一気に織田側へ
大きく流れが動きます・・・・・大きなターニングポイントとなる”戦い”です。
以下本文より、抜粋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
徳川家康が天下を取れたのは、三方ヶ原の戦いで死なずに生き延びたことによる。
家康の敗走の詳細について述べたい。
徳川将軍の紅葉山文庫の古文書や昌平坂学問所で編纂された徳川家康史料集を
解読してみた・・・・・(中略)・・・・・・・
伝説は、こうだ・・・・・・・・(中略)・・・・・・
しかし、現実の家康の敗走は、古文書によれば・・・・・・(中略)・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まぁ、このような感じで、”伝説”だとか”言い伝え”は、星の数ほどある。
教科書に書かれてある事は、政府や歴史学者さんたちの願望にすぎない。
彼らが信じて欲しい『歴史像』が書いてあるだけだ。
古文書の中にこそ『本当の姿』がある・・・・・・・
磯田先生は、この部分を伝えたかったのだろう・・・・・・・
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。