実力養成会開設以来、
札幌医科大学医学部医学科・・・・合格者6名輩出させてもってます。
ちなみに・・・旭川医科大学医学部医学科は、合格者3名です。
この一部をご紹介させていただきます。
さて・・・・・
今日のテーマは、『札医の数学について』です。
ありがちな、”ネットの拾い読み”ではありません!!
私の経験則によるものです!!
札医合格者6名の数学を担当させてもらった者としての経験則です!!
まず、全体の印象は、
北大数学が受験生に対して親切な問題
としたら、
札医数学は、受験生に対して、幾分、”意地悪”な問題
という感じだ。
誤解しないで欲しい・・・悪意のある”意地悪”ではない。
明確な振るいにかけるための、善意の”意地悪”ということだ。
どういうとこが、”意地悪”か?
①微積にしても、確率にしても他分野との”融合”という形での出題が多い。
②計算量が半端ない・・・・・
こんな”きたない形”になってしまった答え、間違ってそう(汗)
しかし・・・・それが、正解!!・・・・・こういうケースもよくある!!
③そもそも・・・100分で大問4題、解けるはずのない時間設定!!
④設問の一つ一つが、受験生が間違った解釈を誘発するような、
問い方になっている。
つまり、”設問” に明確な出題者の意図、”ふるいにかける” もしくは
”得点差を生じさせる”という明確な意図が感じられる!!
それと・・・・・・
これは、感じてる人(予備校講師および高校の数学担当の先生)は、感じてると思うが、
札医の数学と北大の数学・・・・・
”着眼点”というか”解答の切り口”が似てる問題をよく目にする!!
おそらく、作問担当の先生たちは、
それぞれの問題をしっかりと見てるし、お互いに、意識し合ってるという事だろう。
特に、良問といわれる過去問を”元ネタ”とし、
リメイクしたとわかる問題もかなりある!!
札医志望者は、過去問を解き切ったら、北大の過去問、
2000年から2010年あたりの北大の過去問をやるのは、とても価値ある事だ。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。