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2021
2/17

”札医の数学について” 

ブログ

実力養成会開設以来、

札幌医科大学医学部医学科・・・・合格者6名輩出させてもってます。

ちなみに・・・旭川医科大学医学部医学科は、合格者3名です。

この一部をご紹介させていただきます。

 

 

さて・・・・・

 

今日のテーマは、『札医の数学について』です。

 

ありがちな、”ネットの拾い読み”ではありません!!

私の経験則によるものです!!

札医合格者6名の数学を担当させてもらった者としての経験則です!!

 

まず、全体の印象は、

北大数学が受験生に対して親切な問題

としたら、

札医数学は、受験生に対して、幾分、”意地悪”な問題

という感じだ。

 

誤解しないで欲しい・・・悪意のある”意地悪”ではない。

明確な振るいにかけるための、善意の”意地悪”ということだ。

 

どういうとこが、”意地悪”か?

 

①微積にしても、確率にしても他分野との”融合”という形での出題が多い。

 

②計算量が半端ない・・・・・

こんな”きたない形”になってしまった答え、間違ってそう(汗)

しかし・・・・それが、正解!!・・・・・こういうケースもよくある!!

 

③そもそも・・・100分で大問4題、解けるはずのない時間設定!!

 

④設問の一つ一つが、受験生が間違った解釈を誘発するような、

問い方になっている。

つまり、”設問” に明確な出題者の意図、”ふるいにかける” もしくは

”得点差を生じさせる”という明確な意図が感じられる!!

 

 

それと・・・・・・

これは、感じてる人(予備校講師および高校の数学担当の先生)は、感じてると思うが、

札医の数学と北大の数学・・・・・

”着眼点”というか”解答の切り口”が似てる問題をよく目にする!!

 

おそらく、作問担当の先生たちは、

それぞれの問題をしっかりと見てるし、お互いに、意識し合ってるという事だろう。

 

特に、良問といわれる過去問を”元ネタ”とし、

リメイクしたとわかる問題もかなりある!!

 

 

札医志望者は、過去問を解き切ったら、北大の過去問、

2000年から2010年あたりの北大の過去問をやるのは、とても価値ある事だ。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。