今回、じっくりと読み直したのは、この一冊だ!!
読んだのは、確か3、4年前。
結論を言うと・・・
共通テスト対策にバッチリ!!
なぜならば・・・
本書は、いわゆる・・・・『日本全図』『市街地図』『屋敷見取り図』『陣形図』
などの『地図』資料を軸にしたスト-リ展開だからだ。
地図をしっかりと眺めるだけで、
言葉の説明だけでは、理解しにくかったことが、ストンっと腹に落ちる。
例えば・・・・”壇ノ浦の戦い”
午前は優勢だった平氏が、午後には一気に劣勢に・・・・
それは『潮が西から東へ流れていたため』・・・これはあまりにも有名な話だか、
午前と午後とで、なぜ、潮の流れが真逆になるのか?
そこには、『壇ノ浦』という特殊な地形事情があったから!!
これもまた、地図により、すべて説明がつく。
さらに、もう一つ・・・・・
鎌倉幕府滅亡の話だ。
それまで『天然の要塞』と言われてた鎌倉を
新田義貞はどう攻略したのか?
鎌倉攻めは中央軍、左翼軍そして新田軍(右翼軍)の3手に分かれて行われた。
新田義貞は、潮の満ち引きを利用した奇襲作戦を敢行した!!
この奇襲作戦が鎌倉陥没させたということだ・・・・
これもまた・・・・地図を見れば、すべて、納得がいく!!
歴史を動かした大事件の数々は、
『地図』を見れば、その理由、流れが分かるというのが、
相当数あるということだ。
改めて、勉強させてもらった。
今後の日本史指導に、生かしていく!!
本日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。