今から・・・15年くらい前の話です。
十勝管内の陸別町出身の生徒を担当させてもらってました。
この生徒は、札幌の某私立高校に”越境入学(死語?)”です。
『帯広柏葉ではなく・・・・わざ、わざ・・・・陸別から札幌?』
当時、かなりレアなケースとして記憶にあります。
しかし・・・・・
今となれば・・・・・こういうケースは、普通となりました。
ある一貫校に勤務する友人から聞いた話です。
その高校も
市内はもとより、全道各地、くまなく”営業活動”を展開してるそうです。
3年前から、学校をあげて、全力で取り組んでるといいます。
今では、そのための専任スタッフも常駐し、広報宣伝活動に従事してるといいます。
中学校はもちろん、”塾”にも営業活動をかけてます。
大手、個人、その規模に関係なく・・・・・
また・・・・入学後、中学受験の時、どこの塾に通ってたか?
こういった調査をすることで、どこの、なんという塾に通ってたか?
これらをしっかりと把握し、学校側が、パンフレットをその塾に送付したり、
学校説明会の案内を送付したりと、しっかりとした活動を展開されてます。
依頼があれば・・・・全道どこの塾(大手、個人問わず)であろうと
学校説明会を実施しに行くというから、スゴイ話です!!
特に、彼の勤務してる高校は、道東・道北に重点的に営業をかけてるといいます。
実際に、営業活動の成果も出てるそうです。
今年度も、道東・道北から相当数の優秀な生徒を確保できたそうです。
15年前であれば、考えられなかったことです。
いいのか、悪いのかは別として、
各地方の優秀な生徒たちが、
続々と札幌の一貫校に集結してるということです。
従来であれば、地元の公立中学校へ進学し、学年トップとなるような生徒達です。
今、業界をにぎわしてる“学力の地方格差問題”
色々な要因が複合的に絡み合った深刻な問題ですが、
地方の超優秀な生徒が札幌一極集中。
これもまた・・・その要因の一つとなっているのかもしれません。
彼は、今月末に
広報・広告担当の方と数日間、釧路・根室に営業に行くそうです。
本日も、最後まで、読んでいただきありがとうございました。