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2021
4/5

私立高校学校関係者の方々の涙ぐましいご努力。

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今から・・・15年くらい前の話です。

 

十勝管内の陸別町出身の生徒を担当させてもらってました。

この生徒は、札幌の某私立高校に”越境入学(死語?)”です。

 

『帯広柏葉ではなく・・・・わざ、わざ・・・・陸別から札幌?』

当時、かなりレアなケースとして記憶にあります。

 

 

しかし・・・・・

今となれば・・・・・こういうケースは、普通となりました。

 

 

 

ある一貫校に勤務する友人から聞いた話です。

 

その高校も

市内はもとより、全道各地、くまなく”営業活動”を展開してるそうです。

 

3年前から、学校をあげて、全力で取り組んでるといいます。

今では、そのための専任スタッフも常駐し、広報宣伝活動に従事してるといいます。

 

 

中学校はもちろん、”塾”にも営業活動をかけてます。

大手、個人、その規模に関係なく・・・・・

 

また・・・・入学後、中学受験の時、どこの塾に通ってたか?

こういった調査をすることで、どこの、なんという塾に通ってたか?

これらをしっかりと把握し、学校側が、パンフレットをその塾に送付したり、

学校説明会の案内を送付したりと、しっかりとした活動を展開されてます。

 

依頼があれば・・・・全道どこの塾(大手、個人問わず)であろうと

学校説明会を実施しに行くというから、スゴイ話です!!

 

特に、彼の勤務してる高校は、道東・道北に重点的に営業をかけてるといいます。

 

実際に、営業活動の成果も出てるそうです。

今年度も、道東・道北から相当数の優秀な生徒を確保できたそうです。

 

 

15年前であれば、考えられなかったことです。

 

 

いいのか、悪いのかは別として、

各地方の優秀な生徒たちが、

続々と札幌の一貫校に集結してるということです。

従来であれば、地元の公立中学校へ進学し、学年トップとなるような生徒達です。

 

 

今、業界をにぎわしてる“学力の地方格差問題”

 

色々な要因が複合的に絡み合った深刻な問題ですが、

地方の超優秀な生徒が札幌一極集中。

 

これもまた・・・その要因の一つとなっているのかもしれません。

 

 

彼は、今月末に

広報・広告担当の方と数日間、釧路・根室に営業に行くそうです。

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただきありがとうございました。