『治承寿永の乱』、いわゆる”源平合戦”を制した源頼朝によって、
鎌倉幕府は開かれた。
成立時期は、皆さん、ご存知のように、諸説はありますが、
京の朝廷から鎌倉の武士へと、政治の実権が移行したことに間違いない。
とにもかくにも・・・武士が世の中を支配する時代に入ったのである。
現行の教科書では
『・・・こうして東国を中心とした頼朝の支配権は、西国にも及び、武家政権としての鎌
倉幕府が成立した・・・・』
という表記だ。
でっ・・・実際のところは、
鎌倉幕府が手にしたものは、東国の地方政権のみだ。
幕府が勢力を拡大したのちも、天皇家や公家、武家、寺社と
補完し合いながら政治は行われていたわけだ。
すなわち・・・
東国を中心とした頼朝の支配権 ⇒ 東国を中心とした頼朝の軍事警察権
これが、現在の歴史学者の統一見解であり、
新教科書では、このような表記になる。
だから・・・・来年からの新教科書では、
実は・・・・鎌倉幕府は、全国支配はしていなかった・・・・
が、正解となる。
ついでに、
もう一つ・・・・
あの有名な信長の『天下布武』
現教科書では・・・・
『天下布武』⇒ 『天下を武力によって統一する』
ところが・・・・
新教科書では、
『天下』とは『日本全国』ではなく『京』のことを指すと
表記されるなどなど・・・・
来年からの新教科書では、意外な史実を知ることになるだろう・・・・・
とはいえ・・・・
現時点では
現行教科書に書かれてある事が、大学受験においては、全ての真実!!
誤解のないよう、お願いします。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。