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2021
4/9

鎌倉幕府は全国を支配してたわけではない!!

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『治承寿永の乱』、いわゆる”源平合戦”を制した源頼朝によって、

鎌倉幕府は開かれた。

 

成立時期は、皆さん、ご存知のように、諸説はありますが、

京の朝廷から鎌倉の武士へと、政治の実権が移行したことに間違いない。

 

とにもかくにも・・・武士が世の中を支配する時代に入ったのである。

 

 

現行の教科書では

『・・・こうして東国を中心とした頼朝の支配権は、西国にも及び、武家政権としての鎌

倉幕府が成立した・・・・』

という表記だ。

 

でっ・・・実際のところは、

 

鎌倉幕府が手にしたものは、東国の地方政権のみだ。

幕府が勢力を拡大したのちも、天皇家や公家、武家、寺社と

補完し合いながら政治は行われていたわけだ。

 

すなわち・・・

東国を中心とした頼朝の支配権 ⇒ 東国を中心とした頼朝の軍事警察権

 

これが、現在の歴史学者の統一見解であり、

新教科書では、このような表記になる。

 

だから・・・・来年からの新教科書では、

実は・・・・鎌倉幕府は、全国支配はしていなかった・・・・

が、正解となる。

 

ついでに、

もう一つ・・・・

あの有名な信長の『天下布武』

現教科書では・・・・

『天下布武』⇒ 『天下を武力によって統一する』

ところが・・・・

新教科書では、

『天下』とは『日本全国』ではなく『京』のことを指す

表記されるなどなど・・・・

来年からの新教科書では、意外な史実を知ることになるだろう・・・・・

 

 

とはいえ・・・・

現時点では

現行教科書に書かれてある事が、大学受験においては、全ての真実!!

 

 

誤解のないよう、お願いします。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。