南富良野町(通称”なんぷ”)のご当地カレー『えぞ鹿カレー』
リスペクトは当然してます。
先日、友人Tから、いただいたんですが・・・・受け取れませんでした(泣)
こんな私ですが・・えぞ鹿カレーだけは、無理なんです・・・
カレー大好きの私ですが・・・・・
この、エゾ鹿カレーだけは、どうしても、ダメなんです(汗)
その昔・・・・今から40年前の話です。
もう、”時効” ということで、“カミングアウト”させていただきます。
昆布取りの住み込みのバイトをさせてもらってた時の話です。
住み込み開始から、まだ、間もないころ、
昆布小屋に、なぜかしら、金属バットが2、3本。
何かの染み(?)・・・・どす黒く変色し、
しかも、嫌な感じに、変形してたり、潰れてるんです・・・・・
何だろうな・・・・
まさか、あのどす黒い染み・・・血?・・・・んな、訳ない(笑)と思ってました・・・・
さて・・・
晴天にもかかわらず、波が高くて”拾い昆布”も出来ないような日・・・
漁師さんたちは、”色々な装備(?)”をして、
3~4人でチームを組み、ヤマに入ります。
私も手伝い、ということで、連れて行かれました。
正直・・・・「何が始まるんだろう」とワクワク・・・・・
朝早くに、”けもの道”の、数か所に、無造作に、大量の塩を盛るんです。
“けもの道”・・・・・実は、シカの通り道だったんです!!
そうすると・・・・野生のエゾシカが、ぞろぞろと塩をなめにやって来るんです。
エゾシカは、一心不乱に塩をなめてます!!
そこを、漁師さんたちの見事な連係プレーで捕獲と言うか、
なんと言うか(汗)
まず・・・・
1人が、金属バットで、アタマを一撃!!
何とも言えない、鈍い金属音・・・
と、同時に、もう1人が、金属バットで後ろ足を砕きます。
エゾ鹿は、”嫌なうめき声”と共に失神します。
すぐさま、皆で、角を引っ張り、近くの小川まで、、、、、、
そこで、まず、血抜き。
そして・・・・内臓の処理。
もう、これ以上は、あまりにも、凄惨なので、割愛させていただきます・・・・
当時、20そこそこの私にとっては、
真っ赤に染まる川・・・・
衝撃というより、地獄絵図以外の何物でもありませんでした・・・・
しかも・・・・・
その場で、さばいたエゾシカの肉を、
駐在所のおまわりさんへも、差し入れしてたんです(笑)
当時は・・・・エゾシカが、住宅地まで下りてきて、畑の作物を食い散らしたり、
民家に悪さしたりしたしてたという経緯があるんです・・・・・
今は、一切、やっていないはずです。
以上・・・・40年前の、古き良き、昭和のお話でした。
私が、えぞ鹿カレーだけは、どうしても、無理というのは、こう言う理由からでした。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。