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2021
6/6

私が、エゾ鹿カレーだけはダメな理由

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南富良野町(通称”なんぷ”)のご当地カレー『えぞ鹿カレー』

 

リスペクトは当然してます。

 

先日、友人Tから、いただいたんですが・・・・受け取れませんでした(泣)

 

こんな私ですが・・えぞ鹿カレーだけは、無理なんです・・・

 

 

カレー大好きの私ですが・・・・・

この、エゾ鹿カレーだけは、どうしても、ダメなんです(汗)

 

 

 

その昔・・・・今から40年前の話です。

 

もう、”時効” ということで、“カミングアウト”させていただきます。

 

 

昆布取りの住み込みのバイトをさせてもらってた時の話です。

 

住み込み開始から、まだ、間もないころ、

昆布小屋に、なぜかしら、金属バットが2、3本。

 

何かの染み(?)・・・・どす黒く変色し、

しかも、嫌な感じに、変形してたり、潰れてるんです・・・・・

何だろうな・・・・

まさか、あのどす黒い染み・・・血?・・・・んな、訳ない(笑)と思ってました・・・・

 

 

さて・・・

晴天にもかかわらず、波が高くて”拾い昆布”も出来ないような日・・・

 

漁師さんたちは、”色々な装備(?)”をして、

3~4人でチームを組み、ヤマに入ります。

私も手伝い、ということで、連れて行かれました。

正直・・・・「何が始まるんだろう」とワクワク・・・・・

 

 

朝早くに、”けもの道”の、数か所に、無造作に、大量の塩を盛るんです。

“けもの道”・・・・・実は、シカの通り道だったんです!!

 

そうすると・・・・野生のエゾシカが、ぞろぞろと塩をなめにやって来るんです。

 

エゾシカは、一心不乱に塩をなめてます!!

 

そこを、漁師さんたちの見事な連係プレーで捕獲と言うか、

なんと言うか(汗)

 

まず・・・・

1人が、金属バットで、アタマを一撃!!

何とも言えない、鈍い金属音・・・

 

と、同時に、もう1人が、金属バットで後ろ足を砕きます。

 

エゾ鹿は、”嫌なうめき声”と共に失神します。

 

すぐさま、皆で、角を引っ張り、近くの小川まで、、、、、、

そこで、まず、血抜き。

そして・・・・内臓の処理。

 

もう、これ以上は、あまりにも、凄惨なので、割愛させていただきます・・・・

 

 

当時、20そこそこの私にとっては、

真っ赤に染まる川・・・・

衝撃というより、地獄絵図以外の何物でもありませんでした・・・・

 

 

しかも・・・・・

その場で、さばいたエゾシカの肉を、

駐在所のおまわりさんへも、差し入れしてたんです(笑)

 

当時は・・・・エゾシカが、住宅地まで下りてきて、畑の作物を食い散らしたり、

民家に悪さしたりしたしてたという経緯があるんです・・・・・

 

 

今は、一切、やっていないはずです。

 

 

以上・・・・40年前の、古き良き、昭和のお話でした。

 

私が、えぞ鹿カレーだけは、どうしても、無理というのは、こう言う理由からでした。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。