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2021
9/21

『乱と変の日本史』を再度、読んでみた!!

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半年前に、読んだ本です。

再度読み直してみました。

 

作者の『本郷和人』さんは、東大の教授で、テレビにもよく出演されてる方です。

今では、若くして『中世史の第一人者』と呼ばれる方です。

 

戦いに明け暮れていた”戦国時代”。

実は・・・・”合戦”こそは、多いものの、”乱”だとか”変”は、多くはありません。

 

では・・・・なぜ、中世に乱と変が多いのでしょうか?

 

それは・・・・『武士の時代』だからです。

 

武士・・・・闘争することを表稼業としてるひとたちです。

背景には、政治権力が軟弱だった!!ということもあります。

 

武士の時代と言うことで言えば、江戸時代もそうでした。

 

しかし・・・・江戸時代は、室町時代と異なり、

超強力な上部組織により、全国の武士を支配してました。

あわせて、戦国時代があまりにも悲惨だったため、それを回避する傾向が強く、武力行使

を回避する努力がなされてました・・・・

 

 

歴史は、勝者によって作られる・・・・

よく言われることですが、

この本をじっくりと読むと、

敗者もまた歴史を作ってきたことが、とてもよくわかります。

 

歴史上級者も

歴史中級者も

歴史初心者でも、

 

それぞれの視点で楽しめる、素晴らしい一冊です!!

 

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただきありがとうございました。