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2022
4/8

◆『あなたの知らない北海道の歴史』/山本博文【洋泉社】

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北海道には、本州にはない独特の様々な歴史があります。

 

本書は、そんな北海道の歴史を分かりやすく紹介してくれてます。

 

“北海道の歴史”と言えば・・・・

『アイヌ』『幕末の五稜郭』ぐらいは頭に思いつくことでしょう。

しかし、その他にも、様々な歴史があり、そのほとんどは、知られてないようです。

 

そもそも・・・・『北海』・・・明治時代に

古代、律令制時代の”五機七道”にならって『北海』と命名されました。

 

明治以前は『北海道』は、ご存知のように『蝦夷地』と呼ばれ、

幕府自体も・・・・『蝦夷地』は日本ではない!! と解釈してました。

 

 

古代の『日本書紀』にこの蝦夷地、”渡嶋蝦夷(わたりしまえみし)”が登場して以来、

アイヌは、しばしば文献に登場します。

 

江戸時代の日本にとって、

蝦夷地は、なくてはならない”交易相手”でしかなかったのです。

 

そこから、蝦夷地は、

和人とアイヌが混在する幕藩体制下の”特殊地域”として発展を

遂げていきます・・・・・

 

 

北海道の古代・・・・

北海道の鎌倉・室町時代・・・・

北海道の戦国時代・江戸時代・・・

そして、北海道の現代。

 

どの時代も、実に魅力あふれる歴史が満載です。

 

例えば、

平氏追討の最大の功労者・・・・源義経

実は、義経は平泉で死なず、北海道へ逃れたという伝説があります。

ひそかに平泉を脱出して、アイヌの娘と結ばれたのち、大陸に渡った・・・・

というものです。

その証拠というわけではないのですが・・・

義経神社(平取町)

義経岩(旭川)

義経の腰掛岩(函館市)

などの伝説の地が北海道全域に分布してます・・・・

 

その一つ、平取町『義経神社』・・・以前、家族で行きましたが、

是非とも、また、行きたいです!!

 

有珠の『善光寺』

826年、あの円仁の立てた”如来堂”を1613年、松前藩初代藩主が再建し、

善光寺と称した・・・・・蝦夷三官寺の一つ。

 

他にも・・・・

野幌の『屯田兵第二中隊本部』

 

『松前城』『五稜郭』

 

でっ・・・・・極め付けが、

南茅部地域の『縄文遺跡群』(ここも家族で行きましたが)

 

 

『知る』と改めて、また、行きたくなるものです!!

 

こりゃ・・・・・・バイクで行くしかないですね(笑)

 

 

 

とっ・・・・・いうことで、北海道の歴史がこの一冊でまるわかり!!

そして、北海道にも、魅力あふれる史跡が数多くあることに驚かされました。

 

灯台下暗しとは、まさにこのこと・・・・・そう思わせてくれた一冊でした。

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。