先日のテレビ番組/『世界遺産』北海道・北東北の縄文遺跡群 に刺激され、
考古学の最前線の『縄文時代』に興味がふつふつとわき、それなりに調べて、
勉強しなおしてます!!
もちろん、勉強したはことは、当然ながら、普段の日本史の指導に生かします!!
日本史の教科書に出てくる『縄文時代』
その内容が定着したのは、実に、明治時代から戦後にかけてのことです。
そもそも・・・・”古過ぎ” なんです(笑)
しかし、ここ数年の間で、
考古学の発展や新資料の発掘に伴い『縄文時代』の捉えられ方が大きく塗り替えられてま
す。当然ながら縄文時代に関する教科書の表記も大きく変わります・・・
とはいえ、5年後(笑)
縄文時代、人々は、厳しくも豊かな自然に謙虚に向き合いながら狩猟・漁労・採集を生活
の基盤とし、心豊かに暮らしていました。
特に、北海道においては、日本列島の大部分が水稲耕作を基盤とした弥生文化に移行した
後も農耕を本格的に採用せず『続縄文文化』『オホーツク文化』『擦文文化』を経て、
『アイヌ文化』へと続く、全くもって独自の文化が展開されました。
そのプロセスの中で・・・・
どの時期にも共通して言えたことは、
“自然への畏敬の念”
と
“共生の思想”
です!!
つまり・・・・
命あるもの全てを最大限尊重する という精神です。
特に、北海道の縄文文化に色濃くしみ込んでいる“自然と共生”する心は、
現代はもちろん、これからの社会の在り方を考えるうえで、
普遍的な価値を含んでいるんではないでしょうか?
こうした縄文文化の重要性に対する理解をもっともっと深めたい・・・・
そして、
北海道の歴史の特徴と魅力をもっともっと探っていきたい・・・・
こう思ってます。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。