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2016
8/11

円周率・・・・企業にとってみたら・・・・

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10円硬貨だったり、100円硬貨・・・・・・・

お皿にタイヤ、はたまた指輪だったり・・・・・・

 

私たちは、こうした様々な”円”に囲まれて生活しています。

円周率・・・・・「円周の長さ」と「直径の長さ」の比。

円周率、3.14は、小数点以下が、無限に続く数(無理数)です。

 

さて、商品や製品を作るとき・・・・・・

10円硬貨や100円硬貨、タイヤだったりお皿や指輪・・・・・

当然ながら、円周率が用いられます

しかし、無限の値として用いることは出来ません。

そこで、問題になるのは、『円周率の精度』です。

小惑星探査機の”はやぶさ”にプログラムされていた円周率は16ケタです。

円周率を3.14と3ケタにした場合とでは、実に15万キロもの軌道誤差が生じるらしいで

す。

指輪の製作工房では、3ケタ、陸上競技場のトラックは5ケタ、などと業界内部でしっか

りと決められているそうです。

尚、タイヤメーカーでは、使用している円周率のケタ数は、企業秘密になっています。

 

このようにモノづくりの現場では、円周率の精度がとても重要なんです・・・・・・

しのぎを削る企業にとっては、製品の出来を左右する円周率は、メチャクチャ大事な値な

んです・・・・

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。