10円硬貨だったり、100円硬貨・・・・・・・
お皿にタイヤ、はたまた指輪だったり・・・・・・
私たちは、こうした様々な”円”に囲まれて生活しています。
円周率・・・・・「円周の長さ」と「直径の長さ」の比。
円周率、3.14は、小数点以下が、無限に続く数(無理数)です。
さて、商品や製品を作るとき・・・・・・
10円硬貨や100円硬貨、タイヤだったりお皿や指輪・・・・・
当然ながら、円周率が用いられます
しかし、無限の値として用いることは出来ません。
そこで、問題になるのは、『円周率の精度』です。
小惑星探査機の”はやぶさ”にプログラムされていた円周率は16ケタです。
円周率を3.14と3ケタにした場合とでは、実に15万キロもの軌道誤差が生じるらしいで
す。
指輪の製作工房では、3ケタ、陸上競技場のトラックは5ケタ、などと業界内部でしっか
りと決められているそうです。
尚、タイヤメーカーでは、使用している円周率のケタ数は、企業秘密になっています。
このようにモノづくりの現場では、円周率の精度がとても重要なんです・・・・・・
しのぎを削る企業にとっては、製品の出来を左右する円周率は、メチャクチャ大事な値な
んです・・・・
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。