ヤマハRZ350・・・・
ナナハンキラーとして峠では無敵を誇ったバイク。
まさに、当時、日本中が大騒ぎしたバイク。
キックや押し掛けでエンジンをかける瞬間、
今のバイクにはない”操ってる感”を体感したものだ・・・・
水冷2スト、パラツインは45馬力を絞り出し、車体重量は143キロ。
あり得ないくらいの角度で車体を傾けることが出来た。
2スト独特の甲高いエンジン音は、まさにサウンドそのもの。
2ストの所有感は、ハンパなかった・・・・・・
まさに ”じゃじゃ馬” そのものだった。
RZは”乗り手”を冷酷なまでに選んだ。
エンジン回転数をとにかくキープ。
3000回転以下だとエンストしまくり、まったく走らない。
6000回転以上でクラッチワークをミスれば、”大ウィリー”をやらかしてしまう(笑)
今のバイクは、とても乗りやすい。
誰が乗っても扱いやすく、”クセ”というものもほとんどない。
当時のバイクを知る者としては、やはり ”物足りなさ” は否めない(泣)
とは言え、
若い頃の感覚とは大きなズレがある。
年齢と共に視力、筋力、反応時間も驚くほど低下してる。
ココをしっかりと認識したうえで・・・・
まだ・・・・体が言うことを聞くうちに・・・
40年前と同じように、膝を擦りながら
エンジンをブンまわしてみたい・・・
“歳”を言い訳にはしたくないが、
それなりの”走り”は、楽しみたい。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。