半導体受託生産の世界最大大手の『台湾TSCM』は熊本県に、
次世代半導体の国産化を目指して誕生した国策会社のラピダスは北海道に、
それぞれ半導体工場の建設を進めている。
地元に新工場が建設されるのを契機に、
熊本大学も、そして北大も半導体人材育成の強化を掲げてる。
北大は既存の『情報エレクトロニクス学科』が二股ルートに!!
これにより・・・・
北大は『半導体一本足ではなく、情報・IT、AIも学ぶ人材が育成』できると言ってい
る。
一口で半導体人材と言ってもざっくりと二つの層に分かれる(ラピダス新規採用担当者)
ひとつは・・・・最先端の研究開発に携わるハイスペックな研究者やエンジニアで、彼ら
は北大院卒限定だ・・・・・そんな彼らの初任給は40万。
そして、もう一つが現場のエンジニア・・・・それでも彼らの初任給は30万と言うから
驚きだ。
ラピダス採用担当者は、こうも言っている。
『現場のエンジニア層を分厚くし、かつ現場のキーエンジニアになるような人材を幅広く
採用していきたい』
これに加え・・・・北大では、文科省の委託事業で、
理工系学部の学生に対して実に様々な研修を実施している。
『即戦力の人材育成』だ。
もちろん・・・愚息も、そのなかの一つの研修に参加させてもらったようだ・・・・
旅費は国持ち、中には日当が出る研修もあるという・・・
『半導体復興バブル』はどうやら本物のようだ。
道内では、今、理系学部の新設、拡充ラッシュだ。
それだけに・・・
今後ますます、北大院卒と北大卒の格差が広がるだろう・・・・
先日の道新です。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。