さぁ~、いよいよ私大受験です!!
毎年のように、倍率に関する、お問い合わせ・相談をいただきます。
過度に倍率を気にするのは“愚の骨頂“です。
倍率よりも合格最低点を気にしなさい!!
『合格最低点』は倍率よりも極めて現実的に、合格可能性を検討できる指標です。
受験とは・・・例年の合格最低点より多く得点できるか、ココです!!
そもそも、一口に倍率と言っても『志願倍率』と『実質倍率』に分けられます。
『志願倍率』とは、定員に対する、願書を出した人数の割合。
『実質倍率』とは、定員に対する、実際に受験した人数の割合。
リアルな『競争率』を考える上では、断然、実質倍率が正確な指標となりますが、
実質倍率は受験後でないと判明しません。
受験生のほとんどは『併願』します。
複数の大学を受験し、合格できた大学のうち、希望に最も近い大学に入学します。
特に私大の場合、日程が重ならない限り、受験する大学数に制限はありません。
仮に倍率が高かったとしても、合格者のうちで実際に進学するのは一部です。
このために・・・『追加合格』というコトになります。
今となれば・・・『追加合格』も日常茶飯事です。
実力養成会でも・・・・
3年前に慶応大学総合政策部の追加合格がありました!!
もっとさかのぼれば・・・・
4月1日に東海大学医学部の追加合格の通知があった事例もあります。
さらに・・・
『隔年現象』といのも忘れてはなりません。
前年の倍率があまりに高かった場合、受験者が敬遠して、翌年の倍率が下がる、というも
のです。
この逆もあります。
前年の倍率が相対的に低く見える場合に、翌年の倍率が高くなる可能性もあります。
誰かが考えることは、その他の大多数も考えているというコトです。
倍率だとかの数字に決して踊らされないように、地に足を付けて、
今まで通り、淡々と粛々と!
倍率にそわそわしてる時点で、弱気になってる証拠、受かるのも受からなくなります。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。