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2015
6/29

実力養成会通信 第51号 ”全統ドッキング 札医A判定 の生徒に対する指導 その1″ の巻

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実力養成会のみなさん、保護者の皆さん、こんにちは。

今日の内容は、「既に、A判定」という生徒に対して、

実力養成会として、今後、どのように指導していくか?

この部分について、お知らせさせていただきます。

何はともあれ「A判定」の生徒の今回の成績表です。

札医総志望者386名中2位を達成しています。

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まず・・・このA判定は、立派な成績です。素晴らしいです。

この生徒の努力に対して心から敬意を表します。

しかし、このA判定は、合格を保証するものではありません。

第1回全統マーク模試と第1回全統記述模試の2つの結果だけでみた場合、

A判定・・・ただそれだけです。

「A判定」でも落ちる生徒は、いくらでもいます。

「勝って兜の緒を締めよ」・・・・私も、この生徒も・・・・・・。

浮かれ気分が少しでも見え隠れしたら、私は、厳しく指導をいれます。

しかし、この生徒は浮足立つことなく、実直に勉強を積み重ねています。

 

このように、第一回の全統マーク・記述ドッキング判定で「A」の生徒は、この生徒含めて実力養成

会には3名います。3名とも国立医学部志望です。

 

これら、3名は、当初からぶっちぎりで、出来たわけではありません。

「高度順化」の結果、ここまでのレベルに到達しました!!

指導していること、本人たちのやっていることは、特別なことは一切やってません。

誰が見ても「王道」のド真ん中。

ただし、基礎・基本は、誰にも負けないくらい、徹底してやってきました。

では、本題に突入です・・・・

 

これらの生徒は、マーク模試は、コンスタントに780点以上は、達成しています。

このくらいのレベルの生徒なら市販されている問題集は、サクサク解きます。

サクサク解ける前提で・・・どれだけ早く処理するか?・・・ここです。

問題を見てから、方針を探す・・・これは✖

問題を見た瞬間に条件反射的に、着手する・・・

センターの過去問、及び集市販の標準的な問題を、

制限時間をかなり、タイトに設定して、ひたすら演習・・・・

「私は解けるから・・・」とか「私は、もっとハイレベルな問題を・・・」という生徒を

よく目にしますが、そういうことではありません。

精密機械のように早く、正確に処理するトレーニングを積みます。目指すのは、早く、

確に処理するサイボーグに仕立て上げる・・そんな気持ちで、指導しています。

ですから、ゴールはありません。着地点なんてものもありません。

この、早く、正確に処理する「感性」は、放置しておくと、すぐに、さび付きます。

過去問、及び、マークの標準的な問題を来る日も、来る日も厳しい時間設

の中で、ストップウオッチにあおられながら、ひたすら演習するのみ。

私は、生徒の尻を叩いて、叩いて、叩きまくります・・・・・・。

 

これらの生徒は、みな、10月31日、11月1日の防衛医科大学の試験を受けます。

「ガチ」で合格を奪い取ります!!

防衛医科大学の1次試験は、「択一式」と「記述式」です。択一式は、英、国、数3科目で90分という超過酷な時間設定の中で実施されます。問題レベルはセンター並み。全科目一つ一つの問題は標準レベル。しかし、90分で3科目となると、たとえ、標準レベルの問題とはいえ、そこには、戦略が必要になります。

今野の防衛医科大学攻略のポイントは、次の通りです。

90分の内訳は、英語を20分~25分で”やっつける”⇒国語を20分~25分で”強引に終わらせる”⇒数学に少なくても40分充てる。しかも15問中12問を正解しきるために3題は絶対に捨てる!!欲を出せば自滅!! 勇気を持って3題捨てて、12問を確保!! 合格ラインは10題。

という戦略の下、徹底した過去問演習!! これが、センター対策に直結します!!

「調整受験」・・・・本番の予行演習的な受験生がほとんどの中で、「ガチ」に合格をもぎ取ります。

 

まとめます・・・・・

A判定を達成している生徒の、センター対策は、

時間感覚を極限までとぎすタイムトライアル形式実践演習と防衛医科大学対策です。

2次対策については、明日、改めて、お知らせさせていただきます。