ここ数日、浪人生の保護者の方(実力養成会の会員でない方)から、相談の電話をいただい
てます。
私大医学部受験に関するものです。
市内大手各予備校のどこをとっても、医学部受験は年々難化している!! と断言してます。
医学部受験者は、全国でおおよそ14万人です。合格率は7%を切ってます。
100人いたら7人しか合格できないってことです。
これが、現実です。
最近では、東北医科薬科大学、国際医療福祉大学が医学部を開設し、定員は、若干増え
ていますが、それ以上に受験者も増えています。当然、難化に拍車がかかります。
ある予備校の担当者が『私大医学部の偏差値は、”うなぎのぼり”』と表現してたそうで
す。私も、全くの同感です。このことは、以前の実力養成会通信でも書かせていただいた
通りです。
私大医学部は『国立医学部のすべり止め』というのは、もう過去の話。
私大医学部・・・・合格するには、偏差値は、どんなに低く見積もっても、65。
もはや、早稲田、慶応の理工学部に合格する力がないと、全く太刀打ちできない時代にな
りました。
国立で言えば、旭川医科大学の一般入試に合格する力がないと、無理ってことになりま
す。旭川医科大学・・・・センターボーダー760点!!
センター試験で、英、数、理・・・3科目平均で85%以上ないとダメ!!
例えば、英語、DUOを隅から隅まで完璧にして、やっと70%というところでしょうか・・・・・・・・・・・・
このように、年々、偏差値がうなぎの私大医学部・・・・・
どのようにして、合格を勝ち取るか?
本人の現状にマッチした合格戦略です!!
当然のことですが、各大学によって、問題の傾向も、配点も異なります。
志望校が既に決まっているならば、そこの配点パターンや、問題の傾向を踏まえた上で、
①現時点で、何点満点の何点をとれてるのか?
②合格最低点に何点足りてないか?
③合格最低点を達成するために、各科目、何点を達成するのか?
④各科目、そのギャップを埋めていくために、どのようなスパンで、どのように勉強を進めていくのか?
ある私大医学部志望者の来月に実施されるマーク模試の目標点です・・・
東大医学部に合格するような生徒は別ですが、一般的な受験生であれば、このような、合
格戦略は絶対に必要です。
肌感覚で・・・・・とか
根性論で合格を勝ち取ることは、もはや出来なくなってます。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。