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2017
4/19

実力養成会通信 第410号 ”中学受験 道内でも過熱” の巻

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◆先週の道新です。

ご覧になった方も多かったと思います。

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中高一貫校・・・・実力養成会にも中高一貫校の生徒は12名います。

この記事に書かれてあるように、大学への進学実績は魅力です。

大学受験に特化して6年間のカリキュラムが組まれているわけですから・・・・

『中学受験 道内でも過熱』・・・・・自然な流れだと思います。

 

ただ、

中高一貫校入学 ⇒ 難関大学合格が約束される

ということではありません。

 

大学受験に圧倒的有利なカリキュラムに沿って、しっかりと努力を継続し、かつ、結果

残してきた生徒のみが、素晴らしい大学実績を残してきてるってことですね。

 

ツボにハマれば、東大、京大、国立医学部にも合格は出来ますし、各学校には、それだ

けのシステムやノウハウがあるんです。

 

つきなみな言い方ですけど、

中高一貫校のメリットを生かすも殺すも本人次第ということです。

 

努力する生徒にとっては、間違いなく、学力は伸ばしていけるでしょう。

逆に、そうでない生徒にとっては、一般的な中3生が学習する相似、三平方の定理が理解

されないまま(厳密に言うと、生徒本人が定着していないということすら自覚してい

)高3生になって、大学受験!! ということもおこるんです!!

 

このように、道内の中高一貫校の特徴として、成績の2極化が顕著って言われてます。

 

 

さて、私が気になったのは、この記事の最後の部分・・・・・

 

札幌市内の大学で就職指導を担当する教授のコメントです・・・

あくまでも、一般論として・・・という前提がつきますが

『推薦、AO入試で入学する学生は、一般入試で入学する生徒と比べて学力的に劣るこ

もある』という部分です。

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新聞の記事ですから、過激なことは書けませんし、オブラートに包んでマイルドに表現し

てます・・・・

このことは、実は、かなり前から、問題視されてきました。

ある大学では、留年者の半数以上が、推薦、AO入試で合格した学生で占められていたと

いう驚愕の事実もあります。

当然、推薦、AO入試で合格して、入学後も成績優秀で頑張っている学生もいますので、

誤解のないようお願いしますね。

 

このような事実を受け、全国的規模で推薦入試、AO入試で、基礎学力を今まで以上に重

視しようというのが、今の大きな流れになっています。

最低限一般入試でも合格出来る学力のある生徒でないと、推薦入試、AO入試は、厳しい

と心得ておくのがいいでしょう・・・・・・それゆえ、推薦、AOを真面目に考えている

生徒は、それなりの腹をくくって、かからないといけないということです。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。