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2017
7/10

実力養成会通信 第492号 ”計算ミスについて考える” の巻

ニュース

計算ミス・・・・・

どんな生徒でも、起こりうるもの。

だからと言って、『仕方ない』では済まされない。

 

 

学校の先生、あるいは、世間一般の塾の講師は、こう言います。

 

 

『ケアレスミスは、本人の自覚次第』

 

 

おいおい、生徒に丸投げ?

担当講師が、この計算ミスに、徹底してこだわらないと、生徒だって意識しません!!

 

 

 

試験本番で、『計算ミス』・・・・生徒本人は、悔しがる。

そして、次の試験でも、当然のように『計算ミス』・・・・・

また、生徒は悔しがる・・・・・・・要は、この繰り返し・・・・・・

『計算ミス』が完全に常態化・習慣化してしまっている!!

 

 

すべては、普段の学習の中にある。

 

◆第一に、『自分は、必ず計算ミスをする!!』『自分は必ず、どっかで”やらかしてる”』

と認識すること。

 

答えが出て、”出来ました!!” ではない。

答えが出て、改めて、自分の答案を見直し、チェックし、そのうえで”出来ました!!”とい

う習慣をつけさせなければならない。

 

◆第二に『丁寧に計算する!!』

計算ミスする生徒に限って、”走り書き” であったり、とても雑な計算をする・・・・

たかが計算、されど計算 というスタンスで、

“丁寧”な計算を普段から実践させなければならない・・・・

 

ちなみに、下の画像は、私の問題集を解いたノート。私も、どちらかというと、おっちょ

こちょで、計算ミスをすることもある。だからこそ、

計算は、慎重に、丁寧に、やっている・・・・

画像から、私が計算する時の「丁寧さ」「慎重さ」を感じ取ってほしい・・・・

CIMG9501

CIMG9498

 

 

計算ミスの少ない生徒の計算は、・・・・

“くくる”とか計算しやすいように、ひと手間ひと工夫を施している

このように“ひと手間”、”ひと工夫”を施せるかどうか・・・実は、ここが決定的!!

具体的には・・・・下の画像!!

CIMG9504

CIMG9509

◆次の具体例・・・・

CIMG9510

CIMG9514

◆わかりますね・・・・ひと手間、ひと工夫・・・・・

『ポリシー』を持って計算しなきゃダメ!!

計算ミスをやらかす生徒は、ただ”単純作業”として計算してます。

計算してる時、思考回路は、機能してません。

極端なことを言えば、手は動かしているものの、アタマは、全く機能してない・・

こんなイメージです。

 

ポリシーを持って、計算する!!

これを普段の学習の中で、当たり前のように実践させる!!

 

『計算ミス』を生徒の責任にするつもりは、ありません。

指導する側にも責任はあります。

 

私は、普段の指導でも・・・・

①『自分は、必ず、計算ミスをする』という意識を持たせ、計算後に、必ず、チェック・検算の習慣をつけさせる。

②丁寧に、ひとつひとつの処理を行う!!・・・・要は、この繰り返し

③計算ミスを回避、および、計算を楽にするための”ひと手間”をかけること。

④『ポリシー』を持って計算させる。

 

この4点には、強いこだわりを持ち続け、計算ミスをゼロに近づけるよう、指導しています。

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。