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2017
9/17

実力養成会通信 第542号 ”ある電話相談” の巻

ニュース

以前、ブログで『国語力の低下』についてコメントさせていただきました。

 

それをご覧になったある一般の方から、

国語力を付けたい ⇒  読書 ⇒   読書習慣を身につけるには?

 

このような、ご相談のお電話をいただきました。

 

 

親が子供に『本を読みなさい』って言っても子供に読書習慣がなければ読みません。

 

本を読む喜びは、スポーツをする喜び、楽器を弾く喜びと一緒です。

誰からか与えられて感じるものではありません。

自分で、読みたいと思い、自分で本を選び、そこから感動を得るからこそ、次の本に手が

伸びるんです。

 

大切なのは、環境です!!

別に、立派な勉強部屋と立派な本と、立派な書棚ってことではありません。

 

 

立派な勉強部屋に、立派な本をずらっと買い揃えてたところで、本人にその気持ちがなけ

れば読まないでしょう・・・・

そんな生徒も過去にはいましたが・・・・・・・・

 

 

大切なのは、親の読書に対する姿勢です。

親が本を読む姿を見せること。

読んだ本を子供と共有したり、内容や感想について話したりすることが、子供たちの読書

をするきっかけになっていきます。

 

いくら、お金をかけて立派な本をそろえても、親の読書に対する姿勢がなってなけれ

ば、全くの意味のないものになります。(インテリアとしては意味のあるものかも)

子供云々ではないのです。親自身です。

 

本を読みなさい!!・・・・・・これじゃ無理です。

『これ、おもしろかったよ』

『一緒に読んでみない?』と言葉を添えて、手渡すのがいいでしょう。

 

子供たちと読書体験を共有することこそ、大切なことだと思います。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。