以前、ブログで『国語力の低下』についてコメントさせていただきました。
それをご覧になったある一般の方から、
国語力を付けたい ⇒ 読書 ⇒ 読書習慣を身につけるには?
このような、ご相談のお電話をいただきました。
親が子供に『本を読みなさい』って言っても子供に読書習慣がなければ読みません。
本を読む喜びは、スポーツをする喜び、楽器を弾く喜びと一緒です。
誰からか与えられて感じるものではありません。
自分で、読みたいと思い、自分で本を選び、そこから感動を得るからこそ、次の本に手が
伸びるんです。
大切なのは、環境です!!
別に、立派な勉強部屋と立派な本と、立派な書棚ってことではありません。
立派な勉強部屋に、立派な本をずらっと買い揃えてたところで、本人にその気持ちがなけ
れば読まないでしょう・・・・
そんな生徒も過去にはいましたが・・・・・・・・
大切なのは、親の読書に対する姿勢です。
親が本を読む姿を見せること。
読んだ本を子供と共有したり、内容や感想について話したりすることが、子供たちの読書
をするきっかけになっていきます。
いくら、お金をかけて立派な本をそろえても、親の読書に対する姿勢がなってなけれ
ば、全くの意味のないものになります。(インテリアとしては意味のあるものかも)
子供云々ではないのです。親自身です。
本を読みなさい!!・・・・・・これじゃ無理です。
『これ、おもしろかったよ』
『一緒に読んでみない?』と言葉を添えて、手渡すのがいいでしょう。
子供たちと読書体験を共有することこそ、大切なことだと思います。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。