『運動神経が良い』 ⇒ 自分のイメージした通りに体を動かすことが出来る。
『空間図形に強い』⇒ 問題文から自分のイメージした通りに空間図形を把握できる。
なんだか、とても似てる感じがするのです。
なにか、相通ずるものがあるような気がするんです。
これを、『図形的センス』と呼ぶ人もいます。
しかし、私は、『センス』って言葉は、好きではないし、使いません。
あえて、言うなら、『壁』。
別に、空間図形に精通するには、運動神経が必要ってことではありません。
そもそも、数学は、『考えることそのもの』を扱う教科です。
そこに、出てくる数字だとか、公式、定理なんてものは、道具にしかすぎません。
数学の骨格をなすものは、『徹底した論理』です。
自分の頭をどれだけ働かせることができるか? が問われます。
論理的に考えるってどういうことか?
わからないって、どういうことか? を知り、
それを突破するには、どうすればいいか?
そういう時に、『壁』が立ちはだかります……
もちろん、これらの『壁』を克服するためのトレーニング法は、いくらでもあります。
『センス』の問題として、簡単に片づけるべき問題じゃありません。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。