この時期、例年『大学受験を控えた子供のために、親としてどう接したらいいか?』
このような、お問い合わせの電話を一般の方々からいただきます。
このような時、私は、いつも、以下のように答えさせてもらってます。
親(私も2児の父ですが)にできることって、一言で言うと、子供の成長を楽しむことでは?
勉強に関しては、『(出来る範囲で)お金を出してあげること』と『機会』を与えてやるこ
と。そして、健康管理のサポートだと思います。
『機会を与える』ってのは、「こんな塾あるよ」とか「こんな参考書」あるよっていうこ
とではありません。
例えば、テレビで、医療過疎地域の医療ドキュメント番組をやってたとしまょ
う・・・・・それについて家族で話す・・・・・
もしくは、いろいろな報道番組を見て話す・・・・
「考える」きっかけを提供する・・・・・こんな感じです。
家族で見た宇宙、天体のドキュメント番組が理科に関する関心を呼び起こすという事もあ
ります。
子供が関心がないからと言って、学ぶ機会、学ぶきっかけを与えなければ、彼らは、勉強
は机の前ででしかしない”つまらないもの”だと勘違いするのではないでしょうか?
あるご家庭の話ですが、お子さんたちが小学生の頃、道内の道の駅を全駅制覇し
たそうです。
これによって、お子さんたちは、北海道の地理、そして全国の地理にも強くなったそうで
す。きっかけってこんなもんで全然OKなんです。
親が、子供に勉強の機会を与えるってこんなことだと思うんです。
あとは・・・・・・
健康管理でしょう・・・・・・
『勉強しなさい!!』という一言で、子供たちは、逆に勉強したくなくなるでしょう。
しかし、母親が一生懸命に作ってくれたお弁当のことはしっかりと覚えてるもんです。
結局のところ、親ができる事って、機会の提供と健康管理、そして、祈り、見守る事だと
思います。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。