私は、職業柄、数多くの生徒たちと関わらせてもらってきました。
生徒たちとどのようにかかわっていくべきか?
私自身、【井の中の蛙】とか【お山の大将】にならないよう、
色々な書物を読み、いろいろな業界(塾・予備校)の人たちと会って勉強させても
らってます。
生徒に対しては『指導者』という立場で接していますので、『立場』で考え、『立場』で
ものが言えます。
しかし、自分の子供となると、なかなかそうはいきません。
この通信、ブログでは、偉そうなことを書いてますが、家では、”甘々”な父親です。
妻からも、指摘されることもしばしば・・・・・・・
そんな私ですが、子供に対しては、最後は【信じて見守る】に尽きると確信してます。
【信じて見守る】とは
“相手(子供)を一人前扱い”してあげるってことが大前提になります。
肉体の成長は、身長計、体重計で容易に確認できます。
しかし、精神面の成長は、本人はもとより、親でさえも容易には把握できません。
その昔、『元服』という儀式がありました。
この日を境に少年は、一人前の武士として戦場へ向かいました。
前の日までは、前髪をたらした幼い少年が元服を迎えると、見違えるほどの若武者となり
ます。
今の世の中、”元服”なんてのは存在しません。
受験期の子供たちは、自分が少年なのか、もう少し大人にならなければならないのか?
それとも、このままでずっといいのかなんては少しもわからないはずです。
元服を終えた15歳の若者が一人前の武士として立派に通用したのは、彼をとりまく周囲が
彼を一人前扱いしたからに他なりません。
子供を一人前扱いして、”信じて見守る”・・・・・・これだと確信してます。
とは言え、いざ、自分の子供となると、本当に、難しいですよね・・・・・
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。