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2017
12/1

実力養成会通信 第613号 ”受験期の子供とどうかかわっていくか?” の巻

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私は、職業柄、数多くの生徒たちと関わらせてもらってきました。

 

生徒たちとどのようにかかわっていくべきか?

 

私自身、【井の中の蛙】とか【お山の大将】にならないよう、

色々な書物を読み、いろいろな業界(塾・予備校)の人たちと会って勉強させても

らってます。

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生徒に対しては『指導者』という立場で接していますので、『立場』で考え、『立場』で

ものが言えます。

 

しかし、自分の子供となると、なかなかそうはいきません。

この通信、ブログでは、偉そうなことを書いてますが、家では、”甘々”な父親です。

妻からも、指摘されることもしばしば・・・・・・・

 

 

そんな私ですが、子供に対しては、最後は【信じて見守る】に尽きると確信してます。

 

【信じて見守る】とは

“相手(子供)を一人前扱い”してあげるってことが大前提になります。

 

肉体の成長は、身長計、体重計で容易に確認できます。

しかし、精神面の成長は、本人はもとより、親でさえも容易には把握できません。

 

その昔、『元服』という儀式がありました。

この日を境に少年は、一人前の武士として戦場へ向かいました。

前の日までは、前髪をたらした幼い少年が元服を迎えると、見違えるほどの若武者となり

ます。

 

今の世の中、”元服”なんてのは存在しません。

 

受験期の子供たちは、自分が少年なのか、もう少し大人にならなければならないのか?

それとも、このままでずっといいのかなんては少しもわからないはずです。

 

 

元服を終えた15歳の若者が一人前の武士として立派に通用したのは、彼をとりまく周囲が

彼を一人前扱いしたからに他なりません。

 

子供を一人前扱いして、”信じて見守る”・・・・・・これだと確信してます。

 

とは言え、いざ、自分の子供となると、本当に、難しいですよね・・・・・

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。