実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、こんにちは。
実力養成会の会員でない人たちも、ホームページというか、この「実力養成会通信」と
「ブログ」を毎日、見ていただいて、「毎日の勉強の指針」とされている方々もいるよう
で、とてもありがたいことと思います。
先日、ある浪人生のお母様から、ご相談のお電話をいただきました。
娘さんは、1浪生。現役時代は、国立医学部の推薦を受けたけれど不合格。
現在、札幌の予備校に通っている、札幌近郊にお住いの方です。
予備校での3者面談は、夏前に1回やっただけ。
毎月、郵送される事務的なレポートはあるものの、娘さんの状況を把握できない・・・
娘さんは、毎日、一生懸命にがんばっているけど、本当に力がついているのか?
7月下旬に受けた、マーク模試もパッとしない・・・・・・
本当に、このままで大丈夫なのか?
本人は、国立医学部にこだわっているけど、無理じゃないか?
私立に絞ったほうが、いいのでは?
女の子なので、2浪は、させたくない・・・・・
心配で本人へいろいろ聞いても、返ってくる言葉は、いつも「大丈夫」のみ・・・・
このような状況です・・・・・・・
これって、実は、よくある話です。
浪人生の保護者の皆さんは、ほとんど、こんな感じではないでしょうか?
まず、保護者の方々へ、お伝えしたいのは、
お子様を信じてあげてください!!
お子様を一人の人間として大切に扱ってあげてください。
お子様は、親御さんに愛され、理解されていると感じるとき気持ちがとても自由になり、
やる気とパワーが満ちてきます。
自分の能力を最大限に発揮できます。
そのことを踏まえたうえで、次に・・・・・
この娘さんの発する「大丈夫」の意味をしっかりと考えてみましょう・・・・
この娘さんの「大丈夫」は「大丈夫じゃありません」。
よくある話に例えます・・・・・・
部活が原因で、定期試験でしっかり結果を出せなかった・・・・・
もし、あなたのお子さんがそう言ったらどうします?
勉強に専念させるために、部活をやめさせますか?
まぁ・・・色々な状況が想定されますが、こういうケースのほとんどは、
生徒自身が勉強をしたくない理由を「部活」という大義名分にすり替えているのがほとん
どです。ですから、部活をやめたとしても、また違った大義名分をみつけては、同じこと
を繰り返します。
生徒が発する言葉・・・・、氷山の一角です。その奥の、生徒の心の中にまで、踏み込
まなければ、根本的な解決にはなりません。
と、言うように・・・・・・
この娘さんも、お母様に、突っ込まれたくないから「大丈夫」と言ってるだ
けです・・・・・・
「大丈夫」じゃないから「大丈夫」と言って、(自分を)ごまかしてるだけ・・・・・
いろいろとお母様から娘さんの状況をお聞きして、わかりました・・・・
来週、早々、お母様と本人とで面談させていただくこととなりました。
実力養成会の会員ではなくとも、私の、出来る範囲内で、ご協力させていただきます。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。