本日の内容は、あくまでも、高校生・浪人生を対象とする予備校、塾の講師(高校教員も
含みます)という視点で書かせてもらってます・・・・・・
中学生を指導する時、小学生を指導する時、対象とする生徒の発達段階により、
状況も異なります!!
あくまでも、高校生を指導する場合限定・・・・
この部分を踏まえて、お読みいただければと思います。
教え方のうまい講師とヘタな講師の違いは、生徒から見れば歴然としてます。
説明がヘタで分かりにくければ、理解しようとする気もなくなってしまいます。
作業の指示が不明確で、何をやればいいのかすら、分からなくなることもあります。
とにかく、一生懸命なのだけれど、教え方のヘタな講師もいます。
なんで、こんなに一生懸命に教えてるのに分かってくれないんだろう・・・と思ってる講
師です。
一生懸命にやることと上手に教える事は、まったく別物です。
教え方がヘタな講師は、ただ効果的な教え方を身につけていないだけ。
ですから、それを身につければいいだけの話です。
ただし、絶対に、やってはいけないことがあります。
それは、生徒のせいにすること。
自分がこんなにも一生懸命に教えてるのに・・・・どうして?
このように考えてしまうと、上手くいかない事の原因は『生徒にある』となります。
自分の教え方に問題がある、という本質がぼやけてしまいます。
極論すると、講師は、一生懸命にやらなくてもいいんです!!
一生懸命にやるべきは、むしろ生徒の方です。
我々、講師の仕事は、生徒が知らず知らずのうちに集中して、一生懸命やってしま
う・・・これを手助けすることだと考えます。
講師は、教えることに一生懸命な自分の姿を見せることではなく、上手な教え方を駆使し
ながら生徒を夢中にさせることに力を注ぐべきです。
高校生、浪人生ともなれば、
『楽しい先生』『やさしい先生』『親身な先生』・・・・
こういったキャラは必要ありません(小学生・中学生指導では必要かもしれませんが)
『教え方がうまい⇒生徒が集中して一生懸命にやる』
『圧倒的知識がある』
この2点で十分です!!
ちなみに、圧倒的知識だけなら、AI の方が絶対ですから・・・・
今日も、最後まで、よんでいただき、ありがとうございました。