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2018
7/9

実力養成会通信 第826号 ”教え方のうまい講師、ヘタな講師” の巻

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本日の内容は、あくまでも、高校生・浪人生を対象とする予備校、塾の講師(高校教員も

含みます)という視点で書かせてもらってます・・・・・・

 

中学生を指導する時、小学生を指導する時、対象とする生徒の発達段階により、

状況も異なります!!

あくまでも、高校生を指導する場合限定・・・・

この部分を踏まえて、お読みいただければと思います。

 

 

教え方のうまい講師とヘタな講師の違いは、生徒から見れば歴然としてます。

 

説明がヘタで分かりにくければ、理解しようとする気もなくなってしまいます。

作業の指示が不明確で、何をやればいいのかすら、分からなくなることもあります。

 

とにかく、一生懸命なのだけれど、教え方のヘタな講師もいます。

なんで、こんなに一生懸命に教えてるのに分かってくれないんだろう・・・と思ってる講

師です。

一生懸命にやることと上手に教える事は、まったく別物です。

 

教え方がヘタな講師は、ただ効果的な教え方を身につけていないだけ。

ですから、それを身につければいいだけの話です。

 

ただし、絶対に、やってはいけないことがあります。

それは、生徒のせいにすること。

自分がこんなにも一生懸命に教えてるのに・・・・どうして?

 

このように考えてしまうと、上手くいかない事の原因は『生徒にある』となります。

自分の教え方に問題がある、という本質がぼやけてしまいます。

 

極論すると、講師は、一生懸命にやらなくてもいいんです!!

一生懸命にやるべきは、むしろ生徒の方です。

 

我々、講師の仕事は、生徒が知らず知らずのうちに集中して、一生懸命やってしま

う・・・これを手助けすることだと考えます。

講師は、教えることに一生懸命な自分の姿を見せることではなく、上手な教え方を駆使し

ながら生徒を夢中にさせることに力を注ぐべきです。

 

高校生、浪人生ともなれば、

『楽しい先生』『やさしい先生』『親身な先生』・・・・

こういったキャラは必要ありません(小学生・中学生指導では必要かもしれませんが)

 

『教え方がうまい⇒生徒が集中して一生懸命にやる』

『圧倒的知識がある』

この2点で十分です!!

 

ちなみに、圧倒的知識だけなら、AI の方が絶対ですから・・・・

 

 

今日も、最後まで、よんでいただき、ありがとうございました。