『ざぎんで、シース―』
もう死語なんですかね(笑)
いわゆる、業界用語・・・・・・
塾、予備校業界でも、意外とあったりします・・・・
『モンペ』・・・・・・モンスターペアレント
この他にも、業界用語というよりも
予備校(塾)講師が、無意識のうちに、よく使うフレーズに・・・・
『底上げをする』
『精度を高める』
『クォリティーを高める』
『詰めが甘い、足りない』
・・・・・・・・・・・
まぁ、あげてもキリがないのでこの辺にしておきましょう。
保護者の皆さんも、お子さんが中学時代、塾に通っていた時、
塾の先生から、面談等で一度は言われたことがあるフレーズではないでしょうか?
『〇〇君は、英語の底上げが最優先ですね・・・・・』
『〇〇ちゃんは、~~の詰めが甘いんですね・・・・』
『イディオム全体の詰めが全然足りない・・・・・』
面談の中で、予備校(塾)講師がいかにも、いいそうなフレーズです。
保護者の側からすると、
底上げして欲しいから塾に通わせてるんですよね?
詰めが甘くて、こまってるから、塾に通わせてるんですよね?
中堅の予備校(塾)講師にありがちな、”あるある”です・・・・・
ただし、言ってる予備校講師は、悪意があって言ってるのではありません!!
ごくごく普通に、的確な事を言ってるはずです!!
生徒を思い、何とかしてやらねば・・・・こんな思いで言ってるんだと思います。
ただ・・・・業界にそこそこ長い間いることで、
このような表現が、”当たり前”になってるんです・・・・・
予備校講師間でも、ごくごく普通に言ったりもします。
このように、
『底上げをする』
『精度を高める』
『クォリティーを高める』
『詰めが甘い、詰めが足りない』
これらは、みな、とても抽象的な言い回しです。
担当講師の”主観”です。
それを言われる側・・・・生徒、保護者は、どうなんでしょう?・・・・
なんとなく、分かるような気がするけど、そうなのか・・・・で終わりませんか?
例えば、予備校(塾)講師が生徒へ『詰めが甘い、足りない』と言うならば・・・・・
そして、『詰めの甘さ、足りなさ』を改善させたければ・・・・
具体的事例で、明確に指摘してあげる。
それらを克服するための具体的な学習活動項目を提示してあげる、
もしくは、一緒に考える、時には、本人に考えさせる。
こうしてあげないと、結局、一般論、抽象論で話が終り、
責任を全て生徒に丸投げしてるように思えてならないのです。
もう、かなりの前の話なんですが、
ある全国規模の予備校で数学を指導させてもらってました。
その時の、保護者宛ての指導報告書がまさしく、このような表現のオンパレードでした。
おそらく、今は、改善されてるかと思います・・・・・・
当時、強烈な違和感を覚えました。
保護者のみなさんは、どう思われますか?
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。