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2018
9/28

実力養成会通信 第907号 ”出願校の絞り込みについて” の巻

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国立は、〇〇大学、一応、滑り止めとして私立の〇〇大学と△△大学・・・・・・

 

本人はもとより保護者の方も

色々と考え、そして、迷ったりする時期だと思います。

 

しかも・・・・・

今の、私大入試は、例えばA方式、B方式だとか、前期日程、中期日程、と

様々な入試方式が用意され、科目数、配点、傾斜度合いも異なります。

とにかく、複雑!!

センター利用をどのように”かぶせて”いくか?

考えれば考えるほど、悩む・・・分からなくなる・・・これが実情だと思います。

 

例えば、私大オンリーならば、科目数もかなり限定され、特化した対策が可能になりま

が、国立を本丸としつつも、私大もしっかりと視野に入れるとなると、科目数や日程の関

係で、さらに悩みが増えていきます!!

 

そこで、今日の実力養成会通信は、

実力養成会の受験指導方針についてご説明させていただきます・・・・・

『本人、ご家族の意志を何よりも最優先!!』その上で・・・・・

 

 

①本人の”強み”を生かす受験指導

得意教科、苦手教科、配点状況を考え、本人が一番有利な状況で戦える!!

 

 

②本命レベル、チャレンジレベル、安全圏レベル、バランスよく

出願予定校にレベル的な”かたより”の無いように、出願するようアドバイスさせていただ

きます!!

合格校がゼロ!!・・・・このような状況を回避するためです。

 

具体的事例で説明させていただきます・・・・

本命が上智(外国語)で併願校は、青学(文)、明治(文)、学習院(文)、法政(文)、

青学、明治、学習院、法政・・・レベル的には、ザックリ言えば同レベル。

最悪なケースとして、紙一重の状態で、全て不合格ということもあり得ます!!

ですから、例えば、法政(文)を受けないで、学習院女子(文)、国学院(文)、

大東文化(外国語)、東洋(文)、専修(文)のいずれかを”安全圏レベル”として、

押したいところです。

 

③早めの段階で『合格通知』を手にする・・・

じつは、スケジューリングってとても大切です。

試験日ばかりではなく・・・・合格発表日、入学手続き終了日などです!!

大学へ払うお金・・・・いつまでか?・・・・他の大学の合格発表日との兼ね合い、本命

校の合格発表日との兼ね合い・・・・とても大切です!!

 

上の本命が上智(外国語)、というケースで説明させてもらいます!!

例えば、早い段階で、専修を受験する!!・・・・本命の上智の前に、専修の合格通知をも

らう・・・・・こういうことです!!

専修・・・・”完全な滑り止め”・・・・・受かって”あたたり前”って意識です。

しかし、受験直前という時期です!!・・・・すべり止めとは言え、合格通知は嬉しいもの

ですし、何よりも本人の自信にもなりますし、これから本命に向けて、『よっしゃ!!』と

モチベーションもマックスになれます!!

 

この作戦は、私の経験上、分かった事実です!!・・・・受験直前期、極度の緊張感・・・

そんな中での合格通知は、本人にこの上ない自信をあたえてくれます!!

たかが滑り止め、されど滑り止め・・・・合格通知の効果は絶大です!!

 

 

それと・・・・・

将来、やりたいことに向かって大学、学部を決めるというか、決まっていく・・・・

まずは何はともあれ、将来のやりたいこと・・・・で、す、が・・・・

実際は?・・・・というと、まだ『ぼんやり』という高3生も多いです。

そりゃ~、しっかりとした夢がある!!・・・・・これが理想ですが、現実は、ハッキリと

した夢を持っている生徒の方が、圧倒的に少ないです!!・・・・これは私の経験則です。

私の長女(高3)も、実のところこのような状況です、『ぼんやり』って感じです。

だからと言ってせかしてはいません・・・・

本人に考えさせ、決めさせるっというスタンスです。

 

過去の実例を紹介させていただきます。

道東のある田舎出身の女の子でした。札幌東高校に入学し、現役で金沢大学の法学部に合

格しました。金沢大学(法学部)・・・・北大(法)と同じくらいの難易度です!!・・・

とても優秀な生徒でした。

この生徒は、法律を勉強したい、将来〇〇になりたい、ということではなく、

北海道を出たい!!・・・・外を見てみたい!!・・・なんか、金沢って魅力的!!

ここでした!!

 

この生徒は、今は、北海道に戻り、ある大企業の役員秘書としてバリバリのキャリアウー

マンとして頑張ってます!!

 

将来、何になりたいか、ぶっちゃけ、まだ微妙・・・・

明確な理由がない・・・・

大学生活で、これらを見つける!!・・・私は、これは、これで『あり』だと思ってます!!

 

このような、お話は、3者面談の中で、ガッチリとさせていただきます。

どうか、ご安心ください!!

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。