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2018
11/12

実力養成会通信 第952号 ”分かりやすい先生” の巻

ニュース

高校生・・・・・特に、高3生、浪人生について言える事です。

 

『わかりやすい先生』が、本当に、いいのか?

 

もちろん、わかりにくい先生より、わかりやすい先生の方がいいのですが・・・・・

 

点数をとらすために、あえて、生徒に考えさせる!!

生徒に考えさせるために、あえて、すべて教えない!!

他力本願的な学習姿勢を矯正するために、あえて、突き放す!!

 

これが、結果として、生徒にとって『わかりやすくない』と感じることもあるでしょう。

 

生徒にとったら、もちろん、『わかりやすい』先生の方が楽なんです!!

なぜなら、聞いてるだけで”分かる”から・・・・・

先生が、かみ砕き、一から十まで、手とり足取り教えてくれるから。

そこに、”苦痛” はありません。

 

これが常態化すると、生徒の勉強に対する自主性が失われていきます・・・・

『考えるコト』をしなくなります・・・・・・

そして、『他力本願』的な学習姿勢になっていくんです・・・・・・・・・

 

気付けば、横で、手とり足取り教えてくれるヒトがいないと、問題が解けない・・・・

こうなっていきます。

これって、かなり深刻な状況です。

自転車でいうところの補助輪をいつまでたっても、外せない状況です。

 

 

離乳食を始めた、乳幼児が、口を開けて、ママがスプーンを差し出してくれるのを待つ

こんな光景をイメージして下さい!!

 

まさしく、学習に関して『他力本願』な生徒のイメージ!!

 

私は、例え、手が汚れても、行儀が悪くても、床を散らかしても、

自分の手で離乳食を口に運べる生徒になって欲しいと願い指導してます。

 

本番の大学入試・・・・・側でヒントを出してくれる先生はいません!!

 

大学受験を担当する講師は、『わかりやすさ』だけじゃ、ダメなんです!!

 

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。