『高校で学ぶ数学の最終的な目標は、微分積分である!! 』
と言っても言い過ぎではありません。
実際に、いわゆる理科系に進学する生徒は、数Ⅲで微分と積分については、計算技術と
してはそれなりのレベルまで勉強します。
文科系の生徒でも、数Ⅱで、微分積分を“かじります”
とは言え、高校で学習する微分積分の範囲は、『微分積分学』のほんの入り口の部分に
すぎません。
微分積分学は、科学技術、情報科学などの各分野において、必修の数学です。
さらには、経済学、社会科学などの分野においても必須のものとなっています。
ちなみに、左の本は、北大の微分積分学の教科書、真ん中は小樽商科大学の教科書、
そして右は、北海学園大学の微分積分学の教科書です。
微分積分学とは、非常に奥の深い学問です!!
高校教科書に記述されている事(平地)をベースとして、それよりも、小高い丘に立って、
展望することも大切です!!
時には、魅力的な山々を見上げることも重要です!!
そして、また、高校で学習する微分積分は、特に、精密さにとらわれず、
荒っぽくても直感的に把握しようとする大局観が大切です。
絵を描くことに例えると・・・・・・『デッサン』にあたるものです。
生徒が、見晴らしのよい、小高い丘に立ち、微分積分という対象をしっかりとデッサンで
きるように、指導していきたいと考えています!!
あわせて、どんな入試問題にもたじろがずに、対応できる真の実力を養成していきます!!
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。