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2015
11/6

実力養成会通信 第162号 ”視点を変えること” の巻

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実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、こんにちは。

 

この時期、予備校の授業で扱った問題であったり、

各大学の過去問であったり、

生徒からの質問が、一段と増えてきます・・・・・・

 

突然ですが、円柱を思い浮かべて下さい・・・・

円柱を真正面から見ると・・・・・「長方形」に見えますね。

真上から見ると・・・・・・・・・「円」に見えますね。

どちらも、同じ円柱なのに、視点を変えることで、全く異なるものに見えます。

昨日の実力養成会通信で紹介させてもらった「斜回転体の体積」だって、まさしくそうです。

視点を変えて、なんと、「正射影」の立場で処理しました。

面倒くさい”置換積分”をせずに、あっと言う間に解けましたね。

 

大学入試問題でも、全く同じことが言えます。

みなさんが、「難問」って思っている問題だって、視点を変えることで標準レベルの

「典型問題」として処理できるんですっ!!

 

大学入試問題は、自然発生的に生まれるものじゃありません!!

その問題を作った人は「これは、こうやって、こうすれば解けるからね。ただし、ここと

ここに落とし穴をつくったし、ここの条件は、こうやって意地悪をして、見えにくくした

し・・・・。」という思いで作っています。

問題を解くためのプロセスは、いくつも用意されているんです。

 

視点をたくさん持ちましょう・・・・

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。