実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、こんにちは。
この時期、予備校の授業で扱った問題であったり、
各大学の過去問であったり、
生徒からの質問が、一段と増えてきます・・・・・・
突然ですが、円柱を思い浮かべて下さい・・・・
円柱を真正面から見ると・・・・・「長方形」に見えますね。
真上から見ると・・・・・・・・・「円」に見えますね。
どちらも、同じ円柱なのに、視点を変えることで、全く異なるものに見えます。
昨日の実力養成会通信で紹介させてもらった「斜回転体の体積」だって、まさしくそうです。
視点を変えて、なんと、「正射影」の立場で処理しました。
面倒くさい”置換積分”をせずに、あっと言う間に解けましたね。
大学入試問題でも、全く同じことが言えます。
みなさんが、「難問」って思っている問題だって、視点を変えることで標準レベルの
「典型問題」として処理できるんですっ!!
大学入試問題は、自然発生的に生まれるものじゃありません!!
その問題を作った人は「これは、こうやって、こうすれば解けるからね。ただし、ここと
ここに落とし穴をつくったし、ここの条件は、こうやって意地悪をして、見えにくくした
し・・・・。」という思いで作っています。
問題を解くためのプロセスは、いくつも用意されているんです。
視点をたくさん持ちましょう・・・・
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。