東西南北、旭丘などのトップ高において、
高校入学後の成績が、入学式までの過ごし方で決まる明確な理由です。
①高校の授業、特に数学の難易度が一気にあがる。
特に、2次関数、方程式・不等式における ”場合分け” でいきなり、つまづく!!
トップ高になれば、なるほど、授業の”進み”は、早い!!
特に、札幌南高校は、『中高一貫校?』と思うくらいの強烈なスピード!!
トップ高の高1生は、みな、既に数ⅡBに突入してます。
②優秀な生徒ばかり・・・・カルチャーショックを受ける生徒もいる。
自信を失ったり、プライドをズタズタにされる生徒もいる。
あれほど優秀だった自分がどうして?・・・・・このように自信を完全に失い、
勉強のモチベーションが一気に下がる。
③高校に進むと、中学時代のように熱心に指導してくれる塾はない!!
高校生を対象とする塾は、圧倒的に少ない。あったとしても、プリントの自主学習で丁寧
な指導はないというか指導できる講師がいない。
結局は、自力でやらなきゃならない・・・・自力でやろうとした時、何をどうやれば、い
いのかがわからない・・・・・この時点で、いかに自分が、中学時代”受け身”の勉強した
のかを自覚する・・・・・さらに、言えば、塾がすべてやるべきものを提供してくれ、指
示してくれてた、高校に進学することで、身近にそういったことをしてくれる人(塾、講
師)がいなくなるというか、圧倒的に少なくなる。
・・・これを私は、『糸の切れたタコ』状態と呼んでます。
上記のなかでも、一番深刻なのは③です!!
以上の理由から、高校入試終了後、入学式までの間に、
最低限、第一回定期考査の範囲まで英語・数学を予習しておくことで
心理的に余裕をもてる!!
この心理的余裕が、メチャクチャ大きい!!
一度、トップ集団に食い込むと、何故、ずっ~とトップ集団か?
『自分はやれる!!』という自信が何よりでかい!!
まわりの目(〇〇君は”優秀”)により、本人の自覚がドンドン研ぎ澄まされていく!!
下位集団から何故抜け出せないか?
『自分はできない』という意識を強烈に持ってしまう。
慢性的に『あ~、わからない』となってしまう・・・・
これにより、勉強のモチベーションも一気にさがる。
さらには、自分がどこが分からないのかすらも、分からなくなる。
以上、私の経験則です。
明日の実力養成会通信は、『対策』と『まとめ』を書かせていただきます。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。