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2015
11/18

実力養成会通信 第172号 ”2015河合全統医進模試について≪後編≫” の巻

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実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、宇都宮スタディーフィールドのみな

さん、八雲のG君、こんにちは。

 

本日は、昨日の続き、2015河合全統医進模試の[第3問]と[第4問]です。

[第3問]と[第4問]は、いずれも、表面的な理解だけでは、ダメです。

解答・解説を”なぞって”「わかった」気分になってもなんの意味もなしません。

 

しっかりと

 

向き合ってください!!

 

理屈・メカニズムと対峙して下さい!!

 

ちなみに、この全統医進模試、平均は、例年40%~45%です。5割は切ってます。

 

 

【第3問】<>確率の応用

久々に、このようなしびれるような問題に遭遇しました!!

推理力、論理力、そして、なによりも数理感覚が問われる、良問です!!

 

(1)割とありがちな問題。俗に言う「りんごと仕切り」の順列的な考えで!!。

(2)「誘導に乗って!!」kを (l-1) に書き換えて、同値変形。最後は移項して両辺を2で割ってできあがり・・・・・。

(3) (激難) 状況把握に手こずります・・えっ? 何言いたいの? さっぱり見えないって感じでしょう・・・・・・

問題に示されている、具体例で「実験」するしかありません。頭の中で考えても、富士山の樹海をさまようなものです。こういうケースは、具体例で実験です。

「実験」することで、「解説」にあるように、「上」か「下」かで、偶数チームと奇数チームに分けて、考察すると「糸口」が見えてきます・・・・この「成り立ち」というか「メカニズム」を見破れたら、後は簡単に処理できますが、これは、そう簡単には見破ることはできません。

とはいえ、模試では解けなくとも、この機会に、しっかりとマスターしましょう!!

(4) (激難) (3)で手が止まった生徒にとって見たら、まったくの「?」(3)が見えた人は、すべてがつながってきます・・・・(1)(2)が全ては、(4)のための誘導だったんだ!!と感動に似た感覚を覚えたんではないでしょうか・・・・・・

正答率は、メチャクチャ低いです。だからと言って、解けなくていいということではありません。札医、旭医に出願する人は、絶対にマスターしておかなきゃならない1題です。

 

 

 

【第4問】<>積分の応用(非回転体の体積他)

(1)() 教科書例題レベル

(2)(標準) 置換積分のルールにのっとり実直に計算するのみ。計算は多少複雑だがこんなのは当たり前レベルですよ。この段階では、まだ、全体像がみえてきません・・・

(3)(激難) まず、領域Doとは? さらには、領域Do内のD1とは?  このイメージがつきにくい!!   ズバリ ポイントは以下の通り!!

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上のイメージに沿って、「ゆるぎない、ひるまない、確固たる」方針を打ち立て、あとは、実直に計算。ただひたすら計算あるのみ!!

(4)()この段階で、やっと、(2)の設問の意図がわかり、本問の全体のストーリーが見えてきます。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。