実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、宇都宮スタディーフィールドのみな
さん、八雲のG君、こんにちは。
本日は、昨日の続き、2015河合全統医進模試の[第3問]と[第4問]です。
[第3問]と[第4問]は、いずれも、表面的な理解だけでは、ダメです。
解答・解説を”なぞって”「わかった」気分になってもなんの意味もなしません。
しっかりと
向き合ってください!!
理屈・メカニズムと対峙して下さい!!
ちなみに、この全統医進模試、平均は、例年40%~45%です。5割は切ってます。
【第3問】<難>確率の応用
久々に、このようなしびれるような問題に遭遇しました!!
推理力、論理力、そして、なによりも数理感覚が問われる、良問です!!
(1)割とありがちな問題。俗に言う「りんごと仕切り」の順列的な考えで!!。
(2)「誘導に乗って!!」kを (l-1) に書き換えて、同値変形。最後は移項して両辺を2で割ってできあがり・・・・・。
(3) (激難) 状況把握に手こずります・・えっ? 何言いたいの? さっぱり見えないって感じでしょう・・・・・・
問題に示されている、具体例で「実験」するしかありません。頭の中で考えても、富士山の樹海をさまようなものです。こういうケースは、具体例で実験です。
「実験」することで、「解説」にあるように、「上」か「下」かで、偶数チームと奇数チームに分けて、考察すると「糸口」が見えてきます・・・・この「成り立ち」というか「メカニズム」を見破れたら、後は簡単に処理できますが、これは、そう簡単には見破ることはできません。
とはいえ、模試では解けなくとも、この機会に、しっかりとマスターしましょう!!
(4) (激難) (3)で手が止まった生徒にとって見たら、まったくの「?」(3)が見えた人は、すべてがつながってきます・・・・(1)(2)が全ては、(4)のための誘導だったんだ!!と感動に似た感覚を覚えたんではないでしょうか・・・・・・
正答率は、メチャクチャ低いです。だからと言って、解けなくていいということではありません。札医、旭医に出願する人は、絶対にマスターしておかなきゃならない1題です。
【第4問】<難>積分の応用(非回転体の体積他)
(1)(易) 教科書例題レベル
(2)(標準) 置換積分のルールにのっとり実直に計算するのみ。計算は多少複雑だがこんなのは当たり前レベルですよ。この段階では、まだ、全体像がみえてきません・・・
(3)(激難) まず、領域Doとは? さらには、領域Do内のD1とは? このイメージがつきにくい!! ズバリ ポイントは以下の通り!!
上のイメージに沿って、「ゆるぎない、ひるまない、確固たる」方針を打ち立て、あとは、実直に計算。ただひたすら計算あるのみ!!
(4)(難)この段階で、やっと、(2)の設問の意図がわかり、本問の全体のストーリーが見えてきます。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。