ニュース・ブログ

2015
11/17

実力養成会通信 第171号 ”「河合・2015全統医進模試」について《前編》” の巻

ニュース

実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、宇都宮スタディーフィールドのみな

さん、八雲のG君、こんにちは。

 

11月15日(日)に河合全統医進模試が実施されました。

まず、この「全統医進模試」とは・・・・・

主に、国公立医学部を目指す人たちが受ける記述模試です。

問題のレベルも、それなりに難しいです。とは言っても、メチャクチャ難しいという訳で

はなく、国公立医学部を目指す人たちにとっては、絶対に受けておきたい模試です。

当然、ハイレベルな母集団の中での評価となります。私の個人的な意見ですが、問題

は、かなり練られた良問ばかり!!

現時点で、解けなくても、本番までにしっかりとマスターしておけばいい話。

とはいえ、今の時点で、「絶対に解けなければならない問題」も含まれてます。

いずれにせよ、

「良問とじっくりと腰を据えて向き合う」という点では、絶対に受けるべき模試です。

今日は、11月15日(日)に実施されたこの河合・全統医進模試について解説を入れます。

 

 

【第1問】<標準>微分の応用

第1問は、「医進模試」というくくりで見たら、「簡単」です。

もし、第1問を完答できてなかったら・・・・・かなりマズい状況です。

ハッキリ言います。国公立医学部志望者で第1問を完答できてなかったら・・・・

90%の確率で、”お前は、もう、お・ち・て・い・る!!”     です・・・・・

 

ここでの失点は、致命的!!

   

全体的には、何のひねりもありません。「2曲線の相接」についても、教科書通りの処理で求まります。最後の最大値は、結局(1)の結果をそのまま使えます・・・というか使えるように問題が作られているということです。みなさんは、「全く同じじゃん!!」って気付きましたね!!

 

【第2問】<やや難>極限の応用

なかなか、”しびれる” おもたい問題でした。・・・・ここは、完答できなくても心配いりません!!

(1)は、「誘導」をつけてくれてるので、「誘導」に乗っかって、最後は、sinの

2次方程式・・・か・ら・の「解の公式」!! あっさりと導けます!!これは「易」です!!

(2)(3)は、解けないとしても(1)だけは、絶対に失点してはいけません!!

(2)(ⅰ) 問題文を忠実に「図」に表現する力が問われます!!

CIMG1225

(ⅱ)は、「ここ」をスタートとして、次は、n番目と(n+1)番目 の状態で考える!!

このとき、定番の「正弦定理」を用います。!!

「数Ⅲ青チャート基本例題122」を完全マスターしてる人は、ある意味楽勝のはず。

今野先生が、みなさんの「青チャート工程表」で、この基本例題122を必ずピックアップしているのはこう言う理由です!!

そうすると・・・・・式の形を見れば・・・

 

等比数列

 

であることが気付きますね・・・・

(3)「評価」のまさしく、王道の処理です!!は

該当区間では、sinは、増加関数ということ。さらには、問題文にある近似値が

おおきなヒントになりますね。(3)は、”とっつきやすい” ですよ!!

 

【第3問】<>確率の応用

明日の通信で解説します。

【第4問】<>積分の応用

明日の通信で解説します。

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。