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2015
5/18

実力養成会通信 第15号 ”面談は、こうあるべき!! の巻

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実力養成会のみなさん、保護者のみなさん、こんにちは。

昨日は、第1回全統記述模試ごくろうさまでした。

一部の高校は、今週中に実施するところもありますので、通信での総括は来週にします。

しかし、授業で、振り返りを実施しますので、問題、解説は必ず持参してください。

 

さて、今日のテーマは、「面談」です。

実力養成会では、現在、先週の第1回全統マークの自己採点結果をもとに3者面談を実施してます。

今野が、実力養成会が、実施する「面談」についてお知らせします。

今野が、どういう気持ちで、保護者の皆さんと面談をさせてもらってるか?

さらには、学校関係者、予備校・塾関係者の方々にも読んでもらって、面談活動に役立ててもらえれば、と考え、「手の内」をすべて明かします。

 

私(実力養成会)が考える面談とは・・・・・

 

まず、保護者の知りたいことをしっかりと伝える!!

そして、生徒及び、保護者に行動の変化をもたらすもの。

自分が親ならば、何を知りたいか? ここが基本です!!

 

・塾での様子は?

・ちゃんとわかってるのか?

・志望校合格はどうなのか? 違うとこを考えるべきか?

・(指導)担当者は、現状をどう見てるか? 担当者は、日々、何を考え指導してるか?それに対して、子供は、どうなのか?

 

やはり、子を持つ、親御さんなら、このへんに集約されると思います。

私も、現に中学生2人の父親です。近所の塾へ通わせている保護者です。

 

よくある、アウトな面談の例を紹介します。

・「特に〇〇〇〇〇について頑張りましょう!!」

・「〇〇〇〇〇〇〇については、重点的にやりましょう」

・「〇〇〇〇〇〇〇〇については、夏までにメドがつくようがんばりましょう」

ひどいもの

・「次の模試で、偏差値10はあげなきゃならないぞ」  

 

面談者が、熱っぽく、親身になって語ってます。・・・

真剣に本人のことを考えてくれてる・・・・

親身になってくれてる・・・・その場の空気に流されないでください・・・・

確かに、この面談者は、「いい人」です。真剣に本人のことを考えてくれてます。

しかし、「いい面談者」ありません。

 

冷静になって、考えてみてください・・・・・・

「頑張ってほしいから」塾(予備校)に通わせてるんです。

「重点的にやってほしいから」塾(予備校)に通わせてるんです。

「夏までにメドをつけたいから」塾(予備校)に通わせてるんです。

 

これらを達成するために、具体的に、

何を?

どのようにして?

どのようなスパンで?

どれだけの量(範囲)を?

いつまでに?

定着してるかどうかのチェックは?誰が?いつ?

 

生徒の抱える課題に対して

そのための対策を具体的に明示し、それに基づき、本人が本人の意志で行動に移す。

すなわち、この面談が、本人の行動に変化をもたらせたのです。

 

何度もいうようですが、雑談と面談は、まったく異なります。