実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、宇都宮スタディーフィールドのみな
さん、八雲のG君、こんにちは。
実力養成会には、下は、中2・3生(一貫校)、そして高1生の生徒たちも通ってくれて
います。
最近の、実力養成会通信は、ほとんどが受験生向きなので、今日は、受験生でない会員
に対して、普段、どのようなことを考えて指導させてもらっているか?
この部分をお伝えさせていただきます。
まず、結論は・・・・・
「魚を釣ってあげるより、釣り方を教える」
以前の実力養成会通信でも書かせてもらいましたが・・・・
こういうことです・・・
無人島で,飢えたヒトがいたとしましょう・・・・
その人に魚を釣ってあげることよりも、釣り方を教えてあげる方が、その人のためにな
る・・・という例えです。
こんな例えもありました・・・・
発展途上国に対する援助についてODA(政府開発援助)が金銭を与えるばかりだということに批判が上がっていたようです。「魚を与えるだけ獲り方を教えないのは発展途上国のためにはならない」とも言われてました・・・・
このような表現は、我々、指導者にも、そっくりそのまま当てはまります。
大学受験を想定して、早い段階から、「魚の釣り方」を徹底して叩き込む!!
このような思いで、指導させてもらっています。
「さぁ食べなさい」と食卓に山ほどの魚(答え)を積み上げておくばかりで、どうやって魚を釣ればいいのかを教えないのは、根本的な解決にはなりません。
何もせず、ただ、ただ目の前に魚を出され続ければ、釣り方を自分で考えようとしなくなります。
最近の大学受験は、「記憶」だけで解答できる設問は激減し、解答を導き出すための思考力が問われる設問が目に見えて増えています。
このような「流れ」の中で、「答えを与えるだけの指導」を続けていれば、大学受験にはまったく通用しません。
さらには、「自分で魚を獲れない」ということは、その生徒が社会に出た時、自分で困難な状況を解決できないことを意味します。
ですから、早いうちから、
「魚を釣ってあげるより、釣り方を教える」なんです。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。