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2019
4/25

実力養成会通信 第1116号 ”高3生の保護者の方へ” の巻

ニュース

本日は、高3生の話です。

 

テーマは、【蒔(ま)かぬ種子は生えぬ】 です。

 

 

『受験生になったのに、勉強時間が足りなくない?』

『家ではそんなに勉強しているようでもないし、どう考えても、受験生としての自覚が

足りないのでは?』

 

面談をさせてもらってて、あるいは、メールのやり取りの中で

このように、お感じになってる保護者の方は、少なくありません・・・・

 

確かに、ご自分のお子さんを見ていて、そのようにお感じになるのも十分、わかります。

 

しかし、”高2 ⇒ 高3″  になったからと言え、いきなり『意識が変わる』

『ギアチェンジする』とういうのは、現実的には、そう簡単なことではありません。

 

生徒自身は『やらなきゃ』とか『頑張るしかない』という思いはあります。

 

しかし、それが、そのまま具体的な、学習行動となってるか?・・・・・・

大半の生徒は、『危機感』を持つだけ・・・・・これが現実です。

 

私の方からいくら口うるさく、言っても・・・・・生徒自身の”意志”で変わっていかなけ

ればなりません。

 

塾や予備校の先生から『意識を変えなさい』と言われて、

『はい、意識を変えて頑張ります』なんてのは、相当の意識の高い、ごくごく一部の一握

りの生徒です。

 

仮に、人から言われ、そうなったとしても、それは『一過性』のものにすぎません。

『ポーズ』となるケースがほとんどです。

 

極論すれば、生徒、内面からくる”やる気”しかありません。

 

そうすると、我々は『待つだけ?』

それは、違います。

意図的に『キッカケ作り』の種をあちこちにまいておくんです!!

 

さて、

GW中に、河合第一回全統マーク模試が実施されます。

これが、『キッカケ』であり、既に種はまいてます!!

 

毎年、この模試を境に、生徒たちの『ギア』が上がります。

 

この模試に向けて、生徒に目標点を設定させてます。

例えば、北大、総合理系を現役で合格するには、

5教科7科目900点満点のこの模試で何点位必要なのか?

だとか、

今のこの時期、最低でも何点をクリアーしてなければならないのか?

という、具体的な数字の話になると、『?』です。

まだまだ、現実的な数字意識、数字感覚は持ててません。

 

ですから、この時期は、エンジンがかかりません。

 

しかし、生徒の大半は、この第一回全統マーク模試で、洗礼を浴びます。

完膚なきまでに打ちのめされることでしょう。

現実の数字を突きつけられます。

『いかに、自分が点数をとれないのか?』

『いかに、自分が”合格基準”からかけ離れたところにいるか?』

具体的数字でもって、肌で感じさせなくてはならないのです。

 

自己採点結果に基づき、生徒と面談をしていきます!!

そこから、どう這い上がっていくか?

具体的に、何をいつまで、どのくらいやって行かなきゃならないのか?

 

ここから、生徒たちは、毎年、『本気』になっていきます!!

 

受験生のお子さんを見ていて、

歯がゆく思ったり、

イライラすることもあろうかと思いますが、

 

第一回全統マーク模試まで、

グッとこらえて、見守ってていただければと思います。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。