ニュース・ブログ

2019
6/4

実力養成会通信 第1156号 ”高校物理に、微積を!! そして、相対性理論を!!” の巻

ニュース

今の、高校で勉強する物理の根幹は、ニュートンが体系立てた、『ニュートン物理学』

ニュートンは、微分積分で世界をひも解いた最初の人。

 

 

それなのに・・・・あぁ~それなのに・・・・・・

いわゆる、“教育的配慮” です。

 

今の指導要領では、

高校物理は、微分積分を使わずに教えることになってます。

結果として、高校物理の教科書には、微分積分の『び』の字すら出てきません。

私が今から、数十年前に、物理を指導してた時は、微分積分オンパレード!!

微分積分で『現象』を解き明かす様子は、感動もの!!・・・

 

微分積分を用いることで、

機械的に暗記していた公式の数々が、有機的に結びつき、

物理学全体が一本の大樹になってることを見せることができます。

微積に頼らない、高校物理・・・・

もちろん、この“教育的配慮” の意図はわかっています・・・・・・・

わかってるんですが・・・・・

見方をかえれば、『大人の勝手な お節介』というとらえ方にも

なると思うのです・・・・・・・・

 

現場で、高校物理を指導されてる先生たちの中には、

微分積分の復活を願っている先生たちは、数多くいる事でしょうし、

微積を用いて指導されてる方も、必ずいらっしゃるでしょう・・・・・

 

微積を用いてこそ、物理の醍醐味を肌で感じれるからです!!

 

 

真摯に高校物理を指導されてる方、もしくは経験のある方なら、

この感覚は、おわかりいただけると思います。

 

 

それと、ついでに・・・・・と言ってはおこがましいのですが・・・

もう、相対性理論は、高校物理の教科書に載せてもいいのでは?

 

古典物理学ももちろん大切なのはわかるんですが・・・・・

 

量子力学をバックボーンとし、

近年、宇宙物理学(天体物理学)が目覚ましく発展してます。

 

 

是非とも高校物理に、相対性理論を!!

 

 

 

 

文科省のお役人さんたちの斬新で『粋』な計らいに期待する一人でした・・・・・

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただきありがとうございました。