今の、高校で勉強する物理の根幹は、ニュートンが体系立てた、『ニュートン物理学』
ニュートンは、微分積分で世界をひも解いた最初の人。
それなのに・・・・あぁ~それなのに・・・・・・
いわゆる、“教育的配慮” です。
今の指導要領では、
高校物理は、微分積分を使わずに教えることになってます。
結果として、高校物理の教科書には、微分積分の『び』の字すら出てきません。
私が今から、数十年前に、物理を指導してた時は、微分積分オンパレード!!
微分積分で『現象』を解き明かす様子は、感動もの!!・・・
微分積分を用いることで、
機械的に暗記していた公式の数々が、有機的に結びつき、
物理学全体が一本の大樹になってることを見せることができます。
微積に頼らない、高校物理・・・・
もちろん、この“教育的配慮” の意図はわかっています・・・・・・・
わかってるんですが・・・・・
見方をかえれば、『大人の勝手な お節介』というとらえ方にも
なると思うのです・・・・・・・・
現場で、高校物理を指導されてる先生たちの中には、
微分積分の復活を願っている先生たちは、数多くいる事でしょうし、
微積を用いて指導されてる方も、必ずいらっしゃるでしょう・・・・・
微積を用いてこそ、物理の醍醐味を肌で感じれるからです!!
真摯に高校物理を指導されてる方、もしくは経験のある方なら、
この感覚は、おわかりいただけると思います。
それと、ついでに・・・・・と言ってはおこがましいのですが・・・
もう、相対性理論は、高校物理の教科書に載せてもいいのでは?
古典物理学ももちろん大切なのはわかるんですが・・・・・
量子力学をバックボーンとし、
近年、宇宙物理学(天体物理学)が目覚ましく発展してます。
是非とも高校物理に、相対性理論を!!
文科省のお役人さんたちの斬新で『粋』な計らいに期待する一人でした・・・・・
今日も、最後まで、読んでいただきありがとうございました。