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2015
12/11

実力養成会通信 第191号 ”落ちたらどうしよう・・・・・・・”の巻

ニュース

実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、総合進学塾宇都宮スタディーフィー

ルドのみなさん、八雲のG君、こんにちは。

 

本番でうまくいかなかったらどうしよう・・・・・・・・

落ちたら、どうしよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この時期、生徒には、このような不安がつきまといます。

「大丈夫だから!!」

「自信をもって!!」

と言っても、本番が近づくにつれ、不安は募ります

自分のメンタルをうまく、管理というかコンとルールすることは、この時期、

特に大切になってきます・・・・・・・・・・・

 

 

以前、私が、勤めていた、大手の進学塾で、講師の新人研修を担当していました。

塾講師に応募してきた大学生や社員志望の若手・30代、時には40代の方も担当させていただき

ました。

 

右も左もわからない、全くの初心者を、およそ、1カ月かけて、一人前の講師に仕立て上げます。

簡単なものではありません。

 

大手といわれる進学塾・・・・・・・・札幌練成会、北大学力増進会、ニスコなど

社員研修、非常勤講師研修には、徹底したこだわりを持って真剣に向き

合っています。

「指導水準」が塾の生命線であることがわかってるからです・・・・・・・・・・

そして、彼らの「プロ」としての誇りがあるからです。

 

チョークの持ち方に始まり

黒板前の立ち振る舞い

発問の仕方、タイミング・・・・

板書の仕方、色分けの基準

机間巡視の仕方・・・・・・

その他にも、数多くの研修ポイントがあります・・・・・

 

講師側の立場に立てば・・・・・・・

「問題を解ける」ということと「生徒へ指導する」ということは、全く異なる話です。

一部の家庭教師派遣会社は、研修もせず、大学生へ”丸投げ”するところもあります。

「問題を解ける」=「生徒へ指導できる」  という安易な発想をしてるからです・・・・・・

 

さて・・・・・・・・

右も左もわからない、初心者が塾講師としての、研修をスタートさせます。

私は、このような彼らに、まず、伝えてたことは・・・・・・

「小。中、高校の時に、特に印象に残った先生はいるでしょう?」

「その先生をイメージしてください!!」

「その先生になりきりましょう!!」

「その先生を演じてみましょう!!」

このようにアドバイスすることで、

それまでぎこちなかった”しゃべり”が、それなりの”しゃべり”に聞こえてきます。

 

自分がしゃべるのではなく、

その先生になりきつてしゃべる・・・・・・

黒板前での、立ち振る舞いも、それなりのものに見えてくるから不思議です・・・・・・・

 

結局、なりきって、演じきっていくこと・・・・・・・

それが、その人の指導スタイルとして確立していくのです。

 

この時期、落ちたらどうしよう・・・・・・・・・

こんな生徒へは、私は、

 

合格する自分になりきる!!

 

合格する自分を演じきる!!

 

このようにアドバイスさせてもらっています・・・・・・

 

おちたらどうしよう・・・・・という思い込みも

受かるぞ・・・・・・・・・・・という思い込みも

しょせん、同じ思い込みです・・・・・・・・・・・

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。