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2019
6/15

実力養成会通信 第1167号 ”教科書の真偽を考えるのは大学に入ってからでも遅くない” の巻

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定期考査速報・・・・・・・・・・・・・・

 

高1生 数Ⅰ94点、 数A95点 同一人物です

 

 

この生徒にコメントを書いてもらいました!!    

勝因は、高校入試が終わってすぐに、高校数学の勉強をスタートさせたことと、

普段の反復トレーニングです!!

この生徒も、ロケットスタートをきりました!!

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今日は、たまに、地理の話をしましょう!!

 

 

例えば、よく耳にする『地球温暖化』

その結果として、海水が温められ、熱膨張したり、氷河が溶けるなどして、

海面が上昇すと考えられてますね。

これは、教科書にも書かれてある事です。

 

ところが・・・・・

『地球温暖化で海面は下降する!!』

『地球温暖化の真の原因は、二酸化炭素ではない!!』

このような意見を発表してる学者さんや団体もあります。

 

この事を知ってる生徒が私の所に、質問に来たとしましょう・・・・

『地球温暖化で、海面は下降するんですか?』

 

私は、こう答えます!!

『そんなことはないよ、海面は上昇するよ。教科書に書いてある通りだよ』

 

私自身も、この事実は、知ってますし、それはそれとして生徒に伝えるでしょう。

 

疑問をもつ・・・・いいことです、とはいえ・・・・

生徒たちが取り組んでるのは『センター地理』であり、地理学の研究ではないんです。

 

受験で大切な事は?

 

教科書の内容を完璧に理解、把握し、問題を解く事!!

 

『正しいか、間違ってるか』よりも、センターでより点数をとることに集中することの方

が、よっぽど大切です!!

 

教科書の真偽を考えるのは、大学に入ってからでも遅くない!!

 

みなさんは、地理学の研究者ではなく、受験生です!!

 

教科書の内容をすべからく学習して、マスターして・・・・

そこから生まれた疑問、仮設を大学で研究を始めるキッカケにすればいいんです。

 

研究を始めるにしても、まずは、基礎・基本ですね。

この基礎・基本が教科書に凝縮されてるんです!!

 

このような事は、日本史においても、同様なことが言えます!!

とにかく、受験生である以上『教科書に書かれてある事が大正解』

私は、授業内容に、奥行きであったり、深さだとか、広がりを持たせるために、事前に、

生徒に私見だということを伝えた上で述べる場合もあります。

しかし、所詮、あくまでも私見です!!

私は、受験日本史の講師であり日本史愛好家であって、歴史学者ではありません。

 

 

どの教科でも、すべては、教科書ベースです!!

 

 

受験においては、教科書が真実!!

これは、教える側(講師側)についても、同じことが言えます!!

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。