ある高校の校長先生より、メールをいただきました。
〇〇先生のご高名はかねてよりうかがっております。
とてもありがたいコメントをいただき、身に余る光栄です。
ありがとうございます。
私自身も、とても励みになります。
今後とも、色々とご教示いただければ幸いです。
さて・・・・
既に、皆さんもご承知の通り、
2020年からの大学入試改革では、
英語は、『聞く』『話す』『読む』『書く』の4技能の評価となります。
今や、英語力は、社会で必要とされる基礎学力のひとつになりつつあるのです!!
ですから、英語は受験のためのものではなく、社会で仕事をするための道具になってきて
るということです。
英単語の暗記は、従来通り当たり前のことなのですが、
その単語を使って、会議で意見を述べたり、ビジネスの交渉をしたり出来ることの方が
ずっと大事ということです!!
これまでの”試行問題”で、
『日本の学生はもっと海外を旅行すべき』という意見に対して、賛成か、反対か1分間考
えて、2分で話せ・・・・という出題がありました。設問はもちろん英語です。
本試験でも、このように『〇分間考えて、△分で話せ』という出題となるでしょう。
ここで、改めて、強調したいことは、単純にきれいに発音できるとか、正しい文法で話し
てるとかではありません・・・
✖『英語が話せる』 ⇒ 〇『英語で自分の考えを主張できる』
ということです!!
そこで、今日は、『スピーキング』について、私の経験談も交えて、
考えていることを書かせてもらいます。
まず・・・・・
世界で使われてる英語は『ブロークンイングリッシュ』です!!
特に、フィリピンの英語は、本当に英語? って感じです!!
完璧な英語は必要ありません!!
自分の言いたいことを、簡単な英語(plain English)で表現できればいいんです!!
日本人は、ついつい『完璧』を目指します。
それはそれでよいことですが・・・・・
スピーキングに関しては、
『完璧な英語』に縛られないで間違いを恐れず、ドンドン話すこと!!
では、恥を忍んで私の失敗例を・・・・・・おおいに笑ってやってください!!
道に迷っていた海外の観光客に、声をかけました。
そしたら『クロックタワー』に行きたいって言ってたんです。
私は、『テレビ塔』だと勝手に思い込み、テレビ塔までの道順を、丁寧に教えました。
『クロックタワー』って時計台でした(笑)
もうひとつ・・・・
あるお店で、相席になった海外の方(2名)に声をかけて、そこそこ話が盛り上がり、
話の流れで、『green tea(緑茶)』について、私が、うんちくを語りました・・・・
Green tea has a long history in Japan and storong ties with Japanese culture.
こんな感じで、調子こきまくってたんです(笑)
結論です・・・・・
その方々は、1名は某私立高校の英語の先生、そしてもう1名がこの先生のお知り合いのか
た(日本語は話せません)・・・・・
しかも、私が、語った”うんちく”・・・・・速単必修編の中の長文だってこともすべてお
見通しでした・・・・・・・当然、日本語はペラペラ(笑)
ちなみに・・・・私は、速単の長文・・・・半分は暗唱できるので、
その全部、一部をよく、パクッて、話の中に放り込みます!!
暗唱できることで、会話の”引き出し”がめちゃくちゃ増えるんです!!
それと・・・・DUOの例文!!
DUOの例文は、実際の会話の中で本当によく出てくるし、使えます!!
さすが、ネイティブが監修してるだけあります!!
絶対に暗記するに値する例文です!!
さて、私の失敗談・・・・
どうです? ・・・・・笑えますよね?
こんな『失敗』『やらかし』を繰り返しながら、
本物のスピーキング力が上達していくんです!!
スピーキング力向上のための3か条・・私のつたない経験則です
①『完璧な英語』にとらわれないで、間違いを恐れず、どんどん話す!!
②きれいな発音にとらわれないで、話すこと自体を楽しむ
③気のきいた表現なんて必要なし!! とことんシンプルな表現で!!
get 、make、give、take の4つの動詞だけで、会話はできる!!
◆大切なのは、相手とコミュニケーションを取りたいという気持ち←あのガクトも同じことを言ってます!!
大学入試英語がこのような方向に向かいます。
これは、決定事項です。
当然ながら、高校入試も北海道に限らず、全国的にこのようになっていきます。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。