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2019
7/2

実力養成会通信 第1184号 ”大学入学共通テスト/スピーキング力について” の巻

ニュース

ある高校の校長先生より、メールをいただきました。

〇〇先生のご高名はかねてよりうかがっております。

とてもありがたいコメントをいただき、身に余る光栄です。

ありがとうございます。

私自身も、とても励みになります。

今後とも、色々とご教示いただければ幸いです。

 

 

さて・・・・

既に、皆さんもご承知の通り、

2020年からの大学入試改革では、

英語は、『聞く』『話す』『読む』『書く』の4技能の評価となります。

 

今や、英語力は、社会で必要とされる基礎学力のひとつになりつつあるのです!!

ですから、英語は受験のためのものではなく、社会で仕事をするための道具になってきて

るということです。

 

英単語の暗記は、従来通り当たり前のことなのですが、

その単語を使って、会議で意見を述べたり、ビジネスの交渉をしたり出来ることの方が

ずっと大事ということです!!

 

これまでの”試行問題”で、

『日本の学生はもっと海外を旅行すべき』という意見に対して、賛成か、反対か1分間考

えて、2分で話せ・・・・という出題がありました。設問はもちろん英語です。

 

本試験でも、このように『〇分間考えて、△分で話せ』という出題となるでしょう。

ここで、改めて、強調したいことは、単純にきれいに発音できるとか、正しい文法で話し

てるとかではありません・・・

✖『英語が話せる』 ⇒ 〇『英語で自分の考えを主張できる』

 

ということです!!

 

そこで、今日は、『スピーキング』について、私の経験談も交えて、

考えていることを書かせてもらいます。

 

まず・・・・・

世界で使われてる英語は『ブロークンイングリッシュ』です!!

特に、フィリピンの英語は、本当に英語? って感じです!!

 

 

完璧な英語は必要ありません!!

 

 

自分の言いたいことを、簡単な英語(plain English)で表現できればいいんです!!

 

日本人は、ついつい『完璧』を目指します。

それはそれでよいことですが・・・・・

スピーキングに関しては、

『完璧な英語』に縛られないで間違いを恐れず、ドンドン話すこと!!

 

では、恥を忍んで私の失敗例を・・・・・・おおいに笑ってやってください!!

 

道に迷っていた海外の観光客に、声をかけました。

そしたら『クロックタワー』に行きたいって言ってたんです。

私は、『テレビ塔』だと勝手に思い込み、テレビ塔までの道順を、丁寧に教えました。

『クロックタワー』って時計台でした(笑)

 

 

もうひとつ・・・・

あるお店で、相席になった海外の方(2名)に声をかけて、そこそこ話が盛り上がり、

話の流れで、『green tea(緑茶)』について、私が、うんちくを語りました・・・・

 

Green tea has a long history in Japan and storong ties with Japanese culture.

 

こんな感じで、調子こきまくってたんです(笑)

 

 

 

結論です・・・・・

その方々は、1名は某私立高校の英語の先生、そしてもう1名がこの先生のお知り合いのか

た(日本語は話せません)・・・・・

 

しかも、私が、語った”うんちく”・・・・・速単必修編の中の長文だってこともすべてお

見通しでした・・・・・・・当然、日本語はペラペラ(笑)

ちなみに・・・・私は、速単の長文・・・・半分は暗唱できるので、

その全部、一部をよく、パクッて、話の中に放り込みます!!

暗唱できることで、会話の”引き出し”がめちゃくちゃ増えるんです!!

 

それと・・・・DUOの例文!!

DUOの例文は、実際の会話の中で本当によく出てくるし、使えます!!

さすが、ネイティブが監修してるだけあります!!

絶対に暗記するに値する例文です!!

 

 

 

さて、私の失敗談・・・・

 

どうです?  ・・・・・笑えますよね?

 

 

こんな『失敗』『やらかし』を繰り返しながら、

本物のスピーキング力が上達していくんです!!

 

 

 

スピーキング力向上のための3か条・・私のつたない経験則です

 

①『完璧な英語』にとらわれないで、間違いを恐れず、どんどん話す!!

②きれいな発音にとらわれないで、話すこと自体を楽しむ

③気のきいた表現なんて必要なし!!   とことんシンプルな表現で!!

get 、make、give、take  の4つの動詞だけで、会話はできる!!

◆大切なのは、相手とコミュニケーションを取りたいという気持ち←あのガクトも同じことを言ってます!!

 

 

大学入試英語がこのような方向に向かいます。

これは、決定事項です。

当然ながら、高校入試も北海道に限らず、全国的にこのようになっていきます。

 

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。