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2019
7/6

実力養成会通信 第1188号 ”2006東大日本史の過去問について” の巻

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今年の11月に『日本史検定1級(大学専門レベル)』を受験させてもらいます。

 

『日本史検定2級(センター~早慶レベル)』は昨年と2年前に2度合格してます。

昨年は、満点合格を目指してましたが、“段ズレ” により、満点を逃しました(泣)

とはいえ、『機は熟した』と判断し、今年は、『日本史検定1級』にチャレンジさせてい

ただきます。

私は、日本史も指導させてもらってます!!

真摯で、謙虚な気持ちで日本史と向き合ってます!!

当然ながら、勉強は毎日してます。

勉強の成果をみる、という思いで、

ここ3年間、日本史検定を毎年受験させてもらってます。

 

今日は、日頃の勉強の成果(?)を、ご報告させていただきます。

 

 

日本史検定1級対策として、東大の過去問はとても効果的です!!

 

ということで、本日の内容は、2006年東大日本史の過去問に関してです!!

 

 

さて・・・・

 

盛岡~釜石間を走るJR東日本の山田線にある『大志田駅』です。

『秘境駅』として鉄道ファンの間では、かなり有名だそうです!!

 

 

この秘境駅と東大日本史が関係あるの?

 

 

山川出版日本史B からの抜粋です!!

 

明治新政府で鉄道建設を積極的に推し進めたのは、大隈重信と伊藤博文です!!

1872年、新橋横浜間の鉄道が開通しました。

その後、1877年大阪~京都間も開通しました。

東海道が開通したのは、1889年。

教科書のグラフにもあるように、この年には、

官設(官営鉄道)と私設(民営鉄道)の営業距離が逆転してます!!

この頃、鉄道建設の中心は、既に、民間に移行してたのです!!

バッチリ、教科書にも書かれてますね!!

 

その後、神戸~下関間、上野~青森間、などドンドン開通していきます。

 

 

1890年代の第一次産業革命、鉄道は生産物輸送に欠かせない手段となります。

また、鉄道は、軍事輸送においても重要な役割を果たします!!

日清、日露戦争時は、鉄道は大活躍です、民営鉄道です!!

 

教科書にも書かれてあるように、

日露戦争が終了すると、軍部から鉄道を国有化して、軍事輸送の円滑化を求める声が大き

くなりました。財界からも経済の活性化も図りたいという声もあがってました。

 

そこで、時の西園寺公望内閣は、当時の民鉄のすべてを買収し、主要幹線を国が一元的に

管理できるようにしたんですね。これが鉄道国有法です。

 

 

大正時代にはいると・・・・・

第一次世界大戦の『大戦好況』による都市人口の増加により、

都心部と郊外を結ぶ民鉄の建設が進みました!!

現在の首都圏の通勤路線のほとんどは、この時期に開通しました。

 

ということで・・・1919年から1922年にかけて、官設鉄道建設費が急激に増加します!!

 

当時の内閣は、平民宰相でお馴染みの『原敬内閣』

 

冒頭にご紹介させていただいた、山田線の大志田駅。

この山田線は、実は、原敬の地元岩手を走る路線ってことなんです!!

 

 

つづきは、明日の通信に書かせていただきます。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。