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2019
9/24

実力養成会通信 第1269号 ”大学入試改革『英語外部検定試験』について考える②” の巻

ニュース

昨日の続きです!!

 

結論から言います!!

 

みなさんが、受験予定(第一志望、第二志望問わず)の大学の外部検定の取り扱い、

すなわち、活用の有無、出願資格、点数化に加点・加算など・・・・・

合わせて、求められるCEFRランクについて、しっかりと自分で調べてくださいね!!

 

ってことです!!

 

参考までに・・・・・一部を紹介させていただきます・・・

 

【英語外部検定を全く利用しない大学】

北大、東北大など

◆北大は、割と早い時期に『利用しない!!』と態度を表明しました。北大は、特に北海道という地理的な事情も考慮すると《公平性が保されない》という点を懸念してます。これは、北大教育学部の学生(実力養成会現会員)から直接聞いた話です。

 

 

【英語外部検定を出願要件として利用する大学】

小樽商科大学/数学重視枠

大阪大学《A2》・・・・ただし、学部によってB1以上もあります!!

 

【英語外部検定を出願要件とし、なおかつ、得点可算する大学】

小樽商科大学/英語重視枠・・・検定試験を200点満点に換算した後、その成績を

CEFRレベルに応じて200点を上限に可算します。

 

【英語外部検定を得点加算する大学】

筑波大学(B2以上)・・・CEFRレベル(B2以上)に応じて加点します。

◆筑波大学は、早い時期から、加点する!!・・・・と態度を表明しました。

4技能を評価するというこのシステム(狙い)は、大いに賛同する!! このようなスタ

ンスです!!・・・・HPにこのような事が書かれてます。

 

【証明書で代替可能な大学】

東京大学(A2)

京都大学(A2)

◆経済的事情、地理的事情、その他様々な事情で検定試験を受験できない生徒について

は、代替え証明書でも大丈夫です!!・・・・・公平性は確保されてるってことですね。

 

 

 

さて・・・・

英語外部検定試験の受験期間は、高3生の4月~12月 と指定されてます!!

自分の受験計画と照らし合わせながら、しっかりとスケジューリングすることです!!

 

ちなみに・・・・

英検は、4月から受験できます・・・・

GTECだと、検定日は、6/14(日)、7/19(日)、10/4(日)、11/1(日)

 

戦略的に考えると・・・・・

4月の英検で、しっかりと受験資格のランクを獲得できれば、外部検定試験対策をする必

要がなくなります。その分の時間を他の勉強に充てることが出来ます!!

(もちろん、共通テストに向けて、2次英語に向けて、勉強は継続しますが)

 

GTECの第一回目の検定は、6/14(日)です。

そう考えると、早く、受験できる英検の方が、いい!!・・・・・

これが実力養成会としての見解です!!

 

みなさんの高校でも、今後、この外部検定試験について、色々と説明があります。

保護者の方についても、進路懇談会など、今後も実施されます!!

“受け身”にならず、自分の手で、ドンドン調べる!!・・・・そんな姿勢が大切です。

 

 

どうしたらいいのか・・・・わからない!!・・・・ということのないよう

実力養成会では、ガッチリとサポートしていきます!!

 

どうかご安心ください!!

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

【追記】

以下は、私の個人的な所感です。

 

今後は、英語の得意、不得意、もしくは、どれだけ取れるか?で志望大学も大きく変わ

て来るし、将来の選択肢も大きく変わって来るのでは?・・このように思ってます。

 

実力養成会には、中1の時点で英検1級を取得した生徒がいます。この生徒は帰国子女で

ない、ごくごく普通の生徒です。こういった生徒たちにとっては、大学のみならず将

来の選択肢はかなり広くなります。これは紛れもない事実です。

逆に・・・・英語を苦手とする、もしくは英語は全くダメ・・・・なんていう生徒は、

当に選択肢がなくなっていきます・・・・これは、ある意味、とんでもなく厳しい現

つきつけられることになるのでは・・・と少し怖い感じもします。

具体的に言うと、大学側が出願要件として打ち出してる外部検定試験のレベルをクリア

できないために出願できない・・・・こういう事です。