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2019
9/23

実力養成会通信 第1268号 ”大学入試改革『英語外部検定試験』について考える①” の巻

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先日の、実力養成会通信『英検予約スタート』の記事に関して、さらに踏み込みます。

 

実力養成会として、この外部検定試験をどう受けとめ、どう対応していくか?

この辺の部分を、今日と明日の通信で書かせていただきます!!

 

札幌南高では、GTEC を受験するよう強制(?)してます。

帯広柏葉高校も全員、GTECを受験します!!

釧路湖陵高校も全員、GTECです!!

中には・・・・GTECの形態がどうも苦手・・・・・

やっぱり、英検の方が慣れてるから受験しやすいし・・・・・という生徒も実際います!!

 

もちろん、英検を推してる高校もあります。

 

おおむね、英検かGTEC のようです!!

 

 

 

さて、皆さま、既にご存知のように、現高2生から、入試制度が大きく変わります。

 

現行のセンター試験は、『大学入試共通テスト』と名称が変わり、出題形式も大きく変

わります。

 

これに関して、様々な立場の人たちが、記述問題がやれどうだとか、採点がやれどう

だ・・・等々問題点を指摘したり、あるいは、その中止を求め、国会に嘆願書を出した

り等々の報道をよく目にします。

 

我々は、そういった、報道を気にしつつも、しっかりと地に足をつけて、虎視眈々と準

を進めていかなければなりません!!

 

 

現に、『英検予約開始』となったんです!!

 

 

2021年の大学入試は、もう、始まってるんです!!

 

 

さて、英語に関わる大きな変更点で『外部検定試験』があげられます。

 

これは、受験生全員に直接かかわる重要なテーマです!!

 

生徒のみならず保護者の方々もとても気になる部分だと思います。

 

この検定については、各大学によって扱いが異なります!!

また、同一の大学であっても、学部によっても利用の有無、方法が異なります!!

 

具体例を挙げれば、小樽商科大学、数学重視枠と英語重視枠では扱いが異なります。

 

 

自分の志望する大学・学部がどんな対応をするのか?

保護者の方も含めて、皆さん、一人一人がしっかりと把握しなければなりません!!

 

ちなみに・・・・外部検定試験とは?  下の画像の通りです。

 

各大学が、この外部検定試験をどう扱うか?

主に以下の4つに分類されます!!

 

①出願要件として扱う

すなわち・・・検定を受験し、基準となるCEFRレベルを取得しないと受験できない!!

 

◆ほとんどの大学は、出願要件として【A2】としてます。準トップ高、中堅高の生徒の

中には、この【A2】をクリアできない生徒も相当数いるかもしれません・・・・・・

 

例えば、札幌北陵高校では、英語の先生たちは、かなりの危機感をもってます。

中学英語から、徹底して鍛えなおすと、公言されてるとのことです。

 

②みなし得点

各大学が明示しているCEFRレベルをクリアーしている場合、共通テストの英語を満点

みなす!!

 

③得点換算

CEFRレベル別に得点を設定し、共通テストと比較し、高得点の方を採用する。

 

④得点加算

CEFRレベル別に点数化して、200点を上限に共通テストに加算する。

 

☆まったく気にしない(完全スルー)

北大、東北大など・・・・

 

 

この外部検定試験ですが、

出願要件とする大学、もしくは、証明書で代替え可能な大学では、

基準として【A2】 を挙げてるところが大半です!!

英検で言うところの準2級から2級、

GTECスコアでいうところの659~959 です。

 

大学入試に向けて、受験生は、共通テスト(1月)、2次試験(2月)を受けます。

それに加えて、皆さんの志望する大学によって外部検定試験を受けるかどうかも決まりま

す。

 

明日の、実力養成会通信は、【英語外部検定試験を考える②】として、

具体例を挙げながら・・・さらに、掘り下げていきます!!

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。