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2015
6/1

実力養成会通信 第27号 ”模試A判定の生徒・・今後の指導方針” の巻

ニュース

 

実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、こんにちは。

第1回全統マーク模試の成績表が返却されました。

実力養成会には、既に、「A判定」がついてる生徒もいます。

もちろん、浪人の先輩たちです。

900点満点で800点を大きく超えている生徒、700台後半の生徒たちです。

この生徒たちは、今年の春、不合格でした。

しかし、実力養成会をまた、選んでくれました。

 

以前の実力養成会通信の中で「本番力」ということで、書かせてもらいました。

この生徒たちの課題は「本番力」です。

【この生徒たちの課題】 = 【今野佳之 の課題】  です。

 

あらゆる模試で、ほとんどA判定・・・・

本人も、周りも、「絶対、大丈夫!!」 と信じて疑いませんでした。

しかし、結果は 不合格・・・・何より本人たちが、一番信じられなかったはずです。

この3人は、国立医学部志望です。受験に「絶対」は ありません。

 

さて、この3名(現時点で既にA判定をとっている生徒、すなわち、700台後半をコンスタ

ントに達成している生徒限定です)の 指導方針をお伝えします。

 

特に、苫小牧在住のM君のお父様、お母様、小樽在住のS君のお父様、お母様、そして、釧路在住のM君のお父様、お母様に以下を捧げます。

 

■「センター対策」

・「キレ」をこのまま、維持させるために、コンスタントに「センター演習」を実行。

⇒ ちょうど、包丁の「キレ」を維持するために、包丁をひたすら、研ぎ石で 研ぐ!!         こんなイメージです。 

・時間内で、ミスなく、パーフェクトに処理する訓練。”難問”をやる必要は全くありません。とにかく、標準問題です。制限時間の0.75倍 ← ここがポイント です。

・これらのトレーニングをひたすら、愚直なまでにやらせてます。

 

■「2次対策」・・・・ここが、最大のポイントと認識してます。

・「記述模試」を積極的に受験する。「むやみ、やたらに」ということではありません。

当面、東進の「東大本番レベル模試」を受験してもらいます

・これらの模試受験を通して、本番に近い演習を数多く積むことによって、得点能力を高 め「勝てる勉強」を体に刻み込ませます。これは、どちらかというとメンタル的な要素が強くなりますが、模試という勝負に勝つという経験をしてないがために勝つということがどういうことなのかが、体でわかっていないから、本番で力を発揮できなかった・・・それにより、ギリギリのところで落ちた

「今は、まだ本番じゃない・・」という感覚が体にしみついてしまってた・・・私自身がそういう気持ちだったから、生徒も自然とそうなっていったのでないか・・・このように反省しています。

勝つために必要な試験最中の闘争心、集中力を本人たちの中に、かり立てながら、試験本番までに、維持させ、「勝ちに対する執念」を持たせていきます。

・過去問演習は、既に、実施、継続しています。赤本がメインテキストです。

・「難問」「奇問」は、完全スルーです。標準的な「良問」をしっかりと演習させていきます。

・防衛医科大学に照準を合わせる ← 本番前の調整受験ではありません。「勝ちにこだわって受験させます」10月31日の1次試験当日までに、仕上げます!!

ここで、「合格」をもぎ取り、自信をつけ、勢いに乗って、一気に、本丸まで駆け上がらせます。

 

 

以前のブログ「スキー教室にたとえると・・」における上級者に対する戦略です。 

我々の、「本気」をおわかりいただけたと思います。