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2020
9/4

実力養成会通信 第1610号 ”学校間格差は想像以上/高2進研模試データーから” の巻

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通常、高2進研模試の学校平均点は、一覧として公表されてはいない。

 

しかし・・・・全道規模で展開する大手予備校さんなどは、

生徒を通して全道各高校のデーターは、簡単に手に入る。

 

 

さて・・・高2進研模試の学校平均を見比べてみると、

今までにない状況になっている。

 

その年、その年によって、多少の高い、低いの違いはあれ、

ここ10年、だいたい、毎年、そう変わりはない。

 

しかし、今年に限っては、例年とハッキリ異なる。

 

 

 

帯広柏葉高校が、輪をかけて、とても高い数値になっている!!

札幌の東西南北、旭丘が取れてないという訳ではない。

札幌地区と比べ、休校期間が短かったという事なのだろうか・・・・

 

今までに見たことのない、現象だ!!

 

 

そのほか、札幌で見れば・・・・

月寒、手稲、新川、北陵、清田などのいわゆる中堅校と東西南北、旭丘との格差も

例年以上に歴然としている。

 

たしかに、普段、色々な高校の生徒を指導させてもらっていて、

学校間格差は肌で感じてる。

 

特に、今年は、『休校期間』が長かった。

 

各学校、特に私立は『いち早くオンライン授業』を実施した。

 

確かに、フットワークが素晴らしかったとこもあるが・・・・

 

私の言いたいのはフットワークよりも『オンライン授業の質』だ・・・・・

 

実際に、いくつかの高校・学年の”オンライン授業”を見させてもらったが、

実に様々だった・・・・・・・

 

オンライン授業を実施しなくても、しっかりとした指示、チェックで、

生徒に勉強を取り組ませていた学校もあった。

 

さらには、

この休校期間、塾・予備校でガンガン勉強をすすめた生徒たちもいた。

逆にそうでない生徒もいた・・・・・・

 

既に、大人と子供くらいの差だ。

 

私はこれを『圧倒的アドバンテージ』と表現した。

 

 

こういった、諸々の学習行動の格差が、

高2進研模試のデータに反映されていた・・・・・・

ある意味、当然と言えば当然だ。

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。