三角関数は、典型的な周期関数であり、実に調和のとれた性質を持つ。
それゆえ、周期的な現象・・・・・例えば、地球の公転・自転、人間の脈拍、
音、光や電波の伝幡を解析するためにはなくてはならないモノだ。
さて・・・・
数Ⅱで学習する『三角関数』
まさに公式のオンパレードと言える!!
そもそも、加法定理とは、関数 f(χ+y) をf(χ)やf(y)を用いて表す公式を言う。
sinχ、cosχ については、単独では簡単な加法定理は存在しない。
しかし・・・”組”としての加法定理は成り立つ。
すなわち、sin(χ+y)、cos(χ+y) をsinχ、cosχ、siny、cosy で表すことは可能だ。
『長いつきあい』となる基本公式だ。
これら一連の公式は『その場で導くもの!!』
時には、図を描きながら・・・・
時には、理屈を考えながら、
その場で導く!!
定義より導かれた関係式・・・・これが公式!!
あくまでも、公式とは、結果を切り取ったモノ。
複雑に見える公式群であるが、無理して覚える必要は一切ない!!
sin、cosの加法定理さえ正確に覚えていれば、たちまち導き出せる・・・・
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。