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2016
3/14

実力養成会通信 第271号 ”ある生徒の課題とその取り組みについて” の巻

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『とにかく、真面目!!』

『勉強は、毎日、時間をかけて、一生懸命!!』

『言われたことは、確実に実行する』

でも、成績は、良くて現状維持、もしくは下降気味・・・・・

 

 

実力養成会に、このような生徒がいます・・・・・・・

実は、このような生徒は、数多くいます!!

 

◆このような生徒に共通して言えること(数学の立場で言うと)

①問題を『解く』ではなく、『作業』として解いてる。

②与えられた(提示された)解法手順に準じて”マネ”をしているだけ。

③ 今まで、ずっ~~と上記の①②の状態だったので、いざ、自分で考えようとしても

[どうやって考えるのか?] [着眼点はどこか?][何に着目するのか?]がわからない。

“問題がわからない”の以前に、”考え方” 、”問題の料理の仕方” がわからない・・・

 

例えるならば・・・・・・

<レシピ>にそって、今まで、ずっ~と料理してきた。しかも忠実に・・・・

なぜ、ここで『ひと手間かけて』、ローリエの葉を入れるのか?

その意味もわからないまま、ただ、レシピにそって・・・・忠実に料理をしてきた。

当然、レシピがなければ、料理は出来ない・・・

 

 

◆なぜ、このような状況になってしまったか?

中学時代に通っていた塾がとても一生懸命にやってくれていた反動で、出されたもの、指示されたものを”こなす”だけになってた・・・・なんとも皮肉なことに。

 

勉強=こなす  

 

という図式になっていた!!

 

◆このような生徒に対する具体的な指導について

上の料理の<レシピ>に例えます・・・・・

ローリエの葉を入れるのは、『香り付け』のため!!

なら・・・そのためには、いつのタイミングがベストか?

その人その人の”好み”に応じて、ローリエの葉じゃなくても良い!!

大切なのは、ローリエの葉じゃなく、”香りづけ”・・・・

そこが、理解で来たら、自分の肌感覚で、いろいろとチャレンジできる!!

 

勉強だって、まったく同じ!!

 

そこに気付かせる!!

そのうえで、あえて、試行錯誤させる!!

考え抜かせる!!

 

体に覚え込ませないとダメなんです!!

 

教える ⇒  わかった!!

 

なんて、いうのとは、別の次元の話なんです!!

こういった部分が、学生のバイトと我々プロの決定的な違いです。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。